Q&A 火災・地震保険に関する法律と実務 の商品レビュー
仕事で損害保険を扱うこととなり本書を購入するに至った。 以下、カンタンに個人的に参考になった情報をまとめる。 ・火災保険は地震による損害は免責であること ・地震による損害のてん補は別途地震保険に加入しなければならないこと(地震に伴う火災損害は、火災保険が支払われない) ・地震保...
仕事で損害保険を扱うこととなり本書を購入するに至った。 以下、カンタンに個人的に参考になった情報をまとめる。 ・火災保険は地震による損害は免責であること ・地震による損害のてん補は別途地震保険に加入しなければならないこと(地震に伴う火災損害は、火災保険が支払われない) ・地震保険は火災保険付帯の保険契約で、単体では加入できないこと ・地震保険制度の仕組みが整えられたのは、新潟地震がきっかけであり、1965年に当時の大蔵大臣であった田中角栄の主導で政府が保険会社の保険責任を再保険することで成り立っていること ・地震保険料は、損害保険料率算出機構が作成する地震保険基準料率によっており、どの保険会社でも保険料に違いはない(各損害保険会社は地震保険をいくら売っても利潤は出ない) 損保に従事する人や、損害保険を契約したことがある人なら常識レベルの話かもしれないが、そういったポイントも含め丁寧に説明されているので、損害保険の実務を学ぶ上で今後も参考にできる本である。
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タイトルに「Q&A」や「実務」とあるように、具体例を挙げて主に火災保険に関する一問一答をまとめた一冊。 火災保険に関する書籍を何冊か持っているが、この本はその中でも保険事故をイメージしやすく一番の良書だと思う。 丸善ジュンク堂書店梅田店にて購入。
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