水墨画入門 の商品レビュー
『線は、僕を描く』は瞬く間に2回読んでしまったのですが、 この本は、なんとも相性が合わなくて、つっかえつっかえ。 読むのにとても時間がかかりました。 でもまあ、水墨画は春蘭とか花卉画だけではないということがよくわかりました。【2020年6月28日読了】
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まさに水墨画の入門書。著者も何度か述べているように、中で掲載されている絵がスペースの関係上か小さいのが残念。しかしながらなぜ水墨画に味わいを感じるのか、理屈でもよくわかってきた。水墨画、というか詩書画の筆墨の文化が。 水墨画という用語が広汎に使われだすのが戦後で、西洋美術が流入し...
まさに水墨画の入門書。著者も何度か述べているように、中で掲載されている絵がスペースの関係上か小さいのが残念。しかしながらなぜ水墨画に味わいを感じるのか、理屈でもよくわかってきた。水墨画、というか詩書画の筆墨の文化が。 水墨画という用語が広汎に使われだすのが戦後で、西洋美術が流入してから詩書画の文化が分裂していくなかでのことだったというのが面白い。書と画が同源なのは、そもそも漢字が表意文字であることを考えれば当たり前のことなのであったか。
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