最新版 クラシック 続・不滅の巨匠たち の商品レビュー
クラシック音楽界の情報をウン十年もアップデートしていないのでパラパラと読んでみた。 不滅の「巨匠」なのでウン十年前から大きな変化はないのに8割強が知らない音楽家だ。 情報が古いとか新しいでなく元々クラシック界の基礎知識が欠けているのだ。 そもそもが、指揮者とピアニストとバイオリニ...
クラシック音楽界の情報をウン十年もアップデートしていないのでパラパラと読んでみた。 不滅の「巨匠」なのでウン十年前から大きな変化はないのに8割強が知らない音楽家だ。 情報が古いとか新しいでなく元々クラシック界の基礎知識が欠けているのだ。 そもそもが、指揮者とピアニストとバイオリニストしか知らないと言っていい程限られた知識しか持っていない。 そんな中で最近聴いた曲を演奏していた音楽家の名前が出てくるとじっくりと読める。 クーベリックのベートーヴェン交響曲全集は9つの異なるオーケストラを指揮した前代未聞の作品らしい。 クーベリックはチェコの人というのも本書で知った。 スメタナやドヴォルザーク、マーラーが得意演目であったようだ。 そうと知れば、スメタナの《わが祖国》は是非とも聴いてみたい。 チャイコフスキーやメンデルスゾーンのバイオリン協奏曲で共演していたアンネ=ゾフィー・ムターとアンドレ・プレヴィンは夫婦だったのですね。 本書ではケルテスのドボルザーク交響曲第8番と第9番は傑出した名演と絶賛されていた。 9番は確かに良かったので、8番も機会があれば聴いてみようと思う。 《新世界より》は、図書館に有ったので借りたのだが、60年も前の演奏なのに確かに録音に不満はなかった。 どうやら近年は名演奏で人気のものはリマスタリングされて再リリースが行われているみたいで、ノイズの除去など含め音質が著しく改善されているらしい。 同じ演奏でも、古いCDと再リリースされたCDとでは音質が違うと思っておいた方がいいだろう。 名演奏だと言われていても音が良くないのであまり聴く気になれなかった古い演奏もリマスタリング盤で聴いてみようかとも思っている。 まずは、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーとブルーノ・ワルターあたりを当たってみようか。
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