きれいずきのマグスおばさん の商品レビュー
大日本図書の世界の翻訳幼年童話集「こころのほんばこ」シリーズ。 https://www.ehonnavi.net/special.asp?n=3356 スージーはどうぶつえんに行くことを楽しみにしています。 でもつれていってくれるマグスおばさんは、とてもとてもきれいずき。お皿を洗...
大日本図書の世界の翻訳幼年童話集「こころのほんばこ」シリーズ。 https://www.ehonnavi.net/special.asp?n=3356 スージーはどうぶつえんに行くことを楽しみにしています。 でもつれていってくれるマグスおばさんは、とてもとてもきれいずき。お皿を洗い、家中にモップをかけ、犬まで洗って、そのうえカーテンやじゅうたんも気になるみたい。 やっと家を出たのですが、マグスおばさんは街で見かけるものの汚れが全部気になってしまいます。 どうぶつえんについても、白くないシロクマ、歯をみがいていないカバ、ドロだらけのサルに文句をつけるんです。ついに怒ったゾウに水をかけられてしまいます。 スージーは、すーっかり汚れたマグスおばさんを見るとおそるおそる「お着替えするためにお家に帰る?」と聞きます。 でもすっかり汚れたことでスージーおばさんはかえってすっきりしたみたい。二人hあ汚れを気にせずその日を思いっきり楽しんだのでした。 === マグスおばさんの綺麗好きは程度を越すくらいですが、掃除しすぎるあまりに家中が却って大混乱というドタバタを引き起こします。 やり過ぎ、気にし過ぎはよくないってことで 笑
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1年。マグスおばさんが、潔癖症をおしつけているうちに、自分にしっぺ返しが返ってくるお話。目の前を大事にしなきゃいけないのに、気になってやりたいことに全く手をつけられないってことは、大人にはよくあることかも。そういう時期にであうことで客観的に見るきっかけになる。
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女の子も、家も、動物たちも、なんでもかんでもきれいにしたがるマグスおばさんのゆかいなお話。 息子(4歳10か月)がたくさん笑いながら聞いていた。犬がお風呂から一目散に逃げ出すところ。洗剤を入れすぎて脱衣所が泡だらけになるところ。椅子の下で寝ていた猫をゴシゴシするところ。カーテン...
女の子も、家も、動物たちも、なんでもかんでもきれいにしたがるマグスおばさんのゆかいなお話。 息子(4歳10か月)がたくさん笑いながら聞いていた。犬がお風呂から一目散に逃げ出すところ。洗剤を入れすぎて脱衣所が泡だらけになるところ。椅子の下で寝ていた猫をゴシゴシするところ。カーテンを外そうとしていたら梯子が壊れてマグスおばさんが転ぶところ。ゾウに文句を言ったら水を吹きかけられたところ、などなど。きれいずきなマグスおばさんの行動がとにかくユーモラス。とても楽しい本だった。 潔癖症気質なマグスおばさんを少々気の毒に思ってしまう人もいるかもしれないが、愛すべきキャラクターだと思う。手あたり次第に綺麗にして、人間にも動物にも汚さが気になったらついつい文句を言ってしまう姿は滑稽であり、一貫していて面白い。と思いきや、最後に「そんなことより、いまをたのしみましょう!」と突然の転換を果たす姿も爽やかで気持ちがいい。ドジなところも憎めない。 子どもたちに身近だけど、意外にテーマにされていない「そうじ」が取り上げられているのもいいな。『おそうじを おぼえたがらないリスのゲルランゲ』と合わせて紹介したい1冊。
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ここまできれいずきな人がいたらめんどくさい! いつになっても動物園に出掛けられない(笑) いざ動物園についても掃除目線のコメントを連発し、動物の反感を買う始末。もはや感心して笑えます。 最後はおばさんの目が醒めるような展開に! でもそれは無理があるかも、な締めくくりでした。
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#きれいずきのマグスおばさん #こころのほんばこ #イーディスサッチャーハード #小宮由 #大日本図書 なんでもかんでもきれいにしようとするマグスおばさん。何にでも誰にでも口出します。そんなおばさんが最後に気づいた大事なこととは?翻訳もののやさしい読みものもいいもんですね
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小学1年生から読めて、アニマシオンにも使えそうな楽しい本でした。 スージーはマグスおばさんに動物園へ連れて行ってもらうことになってるんですが、このおばさんが度を越したきれい好き。 出かける前にスージーの顔と手をタオルで拭くことから始まり、髪をとかし、服を着替え、皿洗いに犬洗い、...
小学1年生から読めて、アニマシオンにも使えそうな楽しい本でした。 スージーはマグスおばさんに動物園へ連れて行ってもらうことになってるんですが、このおばさんが度を越したきれい好き。 出かける前にスージーの顔と手をタオルで拭くことから始まり、髪をとかし、服を着替え、皿洗いに犬洗い、暴れた犬が散らかした掃除をしてたら、猫にモップをかけちゃって……と大騒動。 やっと外へ出かけたと思ったら、街で働いている人たちに「そこが汚れている」「ゴミを落とすな」と口を出し続ける。お小言は動物園でも留まることを知らず、サルやシロクマ、ライオンにカバ、ゾウの水浴びにまでいちゃもんをつけるというコミカルポップサイコ気味潔癖症っぷり。 きっちりオチもついていて、全体のリズミカルな感じも読みやすい。 低学年には絶対ウケると思います。
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スージーはマグスおばさんのことが好きでしたが、あまりにもきれい好きなところは苦手でした。動物園に行くはずなのに、スージーを洗って犬を洗って、じゅうたん、カーテン…いつになったらでかけるの? マグスおばさんが「脱・きれい好き」する理由、わかりますか?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
スージーのママとパパが出かけることになったので、マグスおばさんがスージーの家にやってきました。 スージーはマグスおばさんのことが好きでしたが、きれい好きすぎるところは好きになれませんでした。 動物園にお出かけすることになっても、おばさんはスージーの顔、髪型、洋服が気になって、なかなか出かけることができません。しまいには、家の隅々まで気になって仕方がない様子。 いつになったら、動物園にお出かけできるのでしょう。 私の大好きな『どろんここぶた』を思い出しながら読んだ。 マグスおばさんの気になりすぎるところ、さあどうなるんだろうと思いながら読み進める。そして、快いラスト。 漢字にはルビがふっており、カタカナが読めるようになる、一年生の後半〜二年生の一人読みにぴったりなお話。 こころのほんばこのシリーズ、ぜひ他の本も読んでみたい。
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