数字と科学から読む音楽 の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2026/03/06

タイトルの割に面白かった本である。 ただ惜しむらくは、音楽であるがゆえに、 文字で呼んでも全くわからないところがある。そのあたりは YouTube を参考にさせてもらった。 時々、楽譜が出てくるが、楽譜読み取りアプリを使いたくなるぐらいではあったが、「この本のためだけに登録するの...

タイトルの割に面白かった本である。 ただ惜しむらくは、音楽であるがゆえに、 文字で呼んでも全くわからないところがある。そのあたりは YouTube を参考にさせてもらった。 時々、楽譜が出てくるが、楽譜読み取りアプリを使いたくなるぐらいではあったが、「この本のためだけに登録するのもなあ~」という気持ちになり、やめておいた。 はっきり言って「ピタゴラス音律」というものを文字だけで理解するのは難しいが、実際にYouTubeで音を聞くと「なるほどね!」 とてもよくわかる。 ただし検索に手間はかかる。 その意味でもQR コードを作るか、CD を添付するか、というような本にして欲しいが、そうすると料金がバカ高くなってしまうのかもしれない。 この本を読むと、アインシュタインがなぜ バイオリンが上手だったのかということも理解できる。 音楽というものがここまで科学的、物理学的なものであると、改めて納得できる一書である。 音楽と言えば情緒だいう概念の変わる、理系の好きそうな本であった。

Posted byブクログ

2021/07/02

第ニ、三部が面白いです。 特に第三部のピタゴラス音階から平均律までの流れが面白かったです。 細かい数字がたくさん並びますが、無視して進んでいってもだいたい理解できます。 (私は無視しました……) 平均律が生まれるまでは調によってそれぞれの調の個性がありました。 しかし、平均律によ...

第ニ、三部が面白いです。 特に第三部のピタゴラス音階から平均律までの流れが面白かったです。 細かい数字がたくさん並びますが、無視して進んでいってもだいたい理解できます。 (私は無視しました……) 平均律が生まれるまでは調によってそれぞれの調の個性がありました。 しかし、平均律によってそれが失われたのです。 そのことを「音の帝国主義」と言うところは、なるほどとと思うと同時に、「何かを得るには何かを失わないといけないのだな」と感じました。 そして、平均律によって生まれる絶対音感の話も面白いです。 平均律が生まれるまでは絶対音感なんてものは存在しなかったそうです。 それもそのはずで、平均律がうまれるまでは同じラでも調によってヘルツ数が異なるからです。 (もしかしたら、これはハ長調のラ!これはヘ長調のラ!なんて聞き分けられる超人がいたかもしれませんが……) そして音楽をやる人でも絶対音感は不便でしかないことを話ししています。 絶対音感ってなんだか憧れを感じてしまうものですが、なっても良いものではないんですね。 専門的な内容が多い本ではありますが、平均律までの移り変わりを詳しく知っていきたい人にはオススメです。 尚、この本は最初から順番に読まないほうが良いと個人的には思います。 第一部の内容はキリスト教の聖数と音楽の数字に共通点があることを語っているのですが、私にはこじつけにしか見えなかったです。 読まなくても特に第ニ、三部に影響はありません。

Posted byブクログ