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残酷な王と悲しみの王妃(2) の商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2022/05/27

うっかり 2の方を読んでしまいました。 とはいえ、1も完結でしょうから これだけ読んでも 問題はありません。 それにしても この著者の文章は読みやすく その場所にいたの?!って 聞きたくなっちゃうくらいです~~ こういう本をメインに歴史を勉強したら  もっと楽しく勉強できたか...

うっかり 2の方を読んでしまいました。 とはいえ、1も完結でしょうから これだけ読んでも 問題はありません。 それにしても この著者の文章は読みやすく その場所にいたの?!って 聞きたくなっちゃうくらいです~~ こういう本をメインに歴史を勉強したら  もっと楽しく勉強できたかも。 当時は なんとか何世とか 似たような名ばかりで 覚えるので精一杯だったけど、 まぁ この本でも 誰だっけと  家計図のページに戻って読みましたけどね~~(笑) エリザベートは 以前旅行した時に  彼女の痩身のための 道具とかを 見て  こんなに細いのに何で?!て 思って見た記憶が蘇りました。 さらに アレクサンドルとか クレムリン イースターエッグに 血の上の教会とか ~~ あ~~ こんな事なら 10分しかないからと 教会の中に入らなかったけど 入ってみれば良かった~ 残念。。。。 (折角 ロシアに行っていたのに~~) にしても 昔の王族達は 食べるものには不自由はしなかっただろうけど、 心は不自由で つらかったんでしょうね~~ 今の時代の 平民に生まれてきて 良かったです~~

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2022/01/29

プロイセン王ルートヴィヒ二世 ロシア皇帝アレクサンドル三世妃マリア スペイン王カルロス四世と王妃マリア・ルイサ デンマーク王クリスチャン七世妃カロリーネ・マティルデ 2巻目はタイトルから少しずれたような。 デンマーク王妃は悲劇だが、残酷なのは王ではなかったし。 絵画を観る能力が...

プロイセン王ルートヴィヒ二世 ロシア皇帝アレクサンドル三世妃マリア スペイン王カルロス四世と王妃マリア・ルイサ デンマーク王クリスチャン七世妃カロリーネ・マティルデ 2巻目はタイトルから少しずれたような。 デンマーク王妃は悲劇だが、残酷なのは王ではなかったし。 絵画を観る能力がないので、傑作と凡作の差は良くわからないし、傲慢なのか威厳がある姿なのかの判断はつかない。 スペイン王妃の絵など解説があるのでそういうものと思えた。 絵画から見える人物像や当時の様子は面白い。

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2021/02/04

1と比べて王と王妃のメンツが弱いのでは…と思いながら読みましたが、いやはやとても読み応えがありました。 ルートヴィヒ2世の怪死…真相は闇の中。 アレクサンドル三世妃は、息子たちの運命を思うとじわじわ怖くなる。 カルロス四世はゴヤの絵画の腕に唸る。 カロリーネ・マティルデは、彼女...

1と比べて王と王妃のメンツが弱いのでは…と思いながら読みましたが、いやはやとても読み応えがありました。 ルートヴィヒ2世の怪死…真相は闇の中。 アレクサンドル三世妃は、息子たちの運命を思うとじわじわ怖くなる。 カルロス四世はゴヤの絵画の腕に唸る。 カロリーネ・マティルデは、彼女もクリスチャンもストルーエンセも悲しい。しかし全員のことが好き。 う〜ん、やっぱり王族にはなるもんじゃないなと改めて。

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2020/06/13

王に王妃に王と王妃の4つの章。ドイツ、ロシア、スペイン、デンマークの物語。2章の妃もデンマーク出身。その父は「「ヨーロッパの義父」とあだ名され子女が欧州諸王室との輝かしい縁組に成功している。日本では名前だけ有名だが、中身がよく知られていないこの国。4章では、この国の悲しい歴史が語...

王に王妃に王と王妃の4つの章。ドイツ、ロシア、スペイン、デンマークの物語。2章の妃もデンマーク出身。その父は「「ヨーロッパの義父」とあだ名され子女が欧州諸王室との輝かしい縁組に成功している。日本では名前だけ有名だが、中身がよく知られていないこの国。4章では、この国の悲しい歴史が語られる。貧民を救うべく啓蒙主義による改革を行おうとしたストルーエンセ。残虐な公開処刑という最後を迎える。行き過ぎては戻り、戻っては進む。歴史がこの繰り返しなのは普遍的なものか。今もそれは現在進行中。過去の積み重ねの中に現在があることを重く受け止めねばなるまい。

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2020/03/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回はルートヴィヒ二世、アレクサンドル三世妃マリア、カルロス四世、カロリーネ・マティルデの4人。 どの人の話もとてもおもしろく、興味深かった。 しかし、ヨーロッパの歴史は複雑だなぁ。

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2020/01/03

これまた印象的な(濃いとも言える)メンバーだった気がします。 特に王の話であっても女性陣が印象深い。 カルロス四世妃マリアは絵からしても迫力が違う。 一番印象的だったのは悲劇性が強いという点でカロリーネ・マティルデか。 処刑された恋人のその後が酷すぎる。 諸外国から野蛮と言われて...

これまた印象的な(濃いとも言える)メンバーだった気がします。 特に王の話であっても女性陣が印象深い。 カルロス四世妃マリアは絵からしても迫力が違う。 一番印象的だったのは悲劇性が強いという点でカロリーネ・マティルデか。 処刑された恋人のその後が酷すぎる。 諸外国から野蛮と言われても仕方なしの所業。 秘密の恋がもたらした代償は大きすぎた……救いは子どもたちは悲劇の運命から回避できた(と思われる)点か。 それだけは救いだ。

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