眠れる美しい生き物 の商品レビュー

関口雄祐(著者)

2024/10/23

睡眠は大事！
寝てる姿って癒される…自分も眠くなってくる。
動物好きの子供と夜寝る前の読書にと購入しました。

2024/10/19

『眠れる　美しい　生き物』
著者　関口雄祐（セキグチユウスケ）

眠れる生き物たちの写真が満載です。写真につられて眠くなります(u_u)、、

著者の専門は動物行動学、睡眠化学で、イルカ類の野生群、飼育個体の観察研究を中心に、ヒトの睡眠習慣などの研究もされていて、著書には『眠れなくなるほどおもしろい睡眠の話』もあります。

本書ではページ毎に、眠る生き物の写真にその睡眠習慣が添えられています。全91種類 、様々な生き物の習性が面白いですね。写真も美しく、無防備な寝顔やその寝姿にこちらも眠気を誘われます。笑

【contents】より。（一部抜粋）
クマの仲間　ホッキョクグマ／アライグマ／スカンク／パンダ／アナグマ／レッサーパンダ

陸地で眠る鳥　インコ／スズメ／ペンギン／キジ／タチヨタカ／フクロウ／カラス／ヘビクイワシ

水辺で眠る鳥　タンチョウ／フラミンゴ／ガン／ハクチョウ／オオバン／コガモ

コラム1 「ながら眠り」忙しい生き物たちが編み出した究極の睡眠法

◯最初のホッキョクグマをご紹介しますね。
「絶滅危惧種のホッキョクグマはいつも疲れている」
ホッキョクグマは本来、夜に眠る。日がのぼるまで体を丸めて眠るのだ。日中の仕事は狩りだが、獲物のアザラシが氷の上に上がってくるのをじっと待たなければならない。現在、北極の氷が溶けることで狩場が減っており、ホッキョクグマたちは空腹によって余計狩りに集中できず、疲労がたまった状態が続いている。この写真のホッキョクグマも実はとても疲れているのかもしれない。
大きさ：体長180-250㎝／体重：200-600㎏
生息地：北極圏　　食性：雑種
睡眠時間：7-8時間
（このページの写真は、表紙のホッキョクグマです。）

文章には、一部ルビもあり、小学校高学年くらいからでも楽しめる内容になっていると思います。
生き物好きなお子さんにもおすすめかと。(´ω｀)

（個人的には爬虫類は苦手ですが、f^_^;）
生き物たちの眠る姿に癒されます。

、、おやすみなさい。(( _ _ ))..zzzZZ

2024/10/05

みんなぐうぐうスヤスヤよく寝ています。
特に赤ちゃん動物はかわいい。
そして大人動物もかわいい。
寝顔に罪はないなぁと思いますが、この本では寝顔のみならず動物の生態系や環境についても少し解説があるのでわけを知るとなるほどの睡眠スタイルです。

2023/01/22

タイトルの通り、眠っている動物たちの美しい写真がたくさん。それぞれの動物たちの眠りについての解説が面白かった。睡眠時間、睡眠の取り方、寝ている間の状態など、眠るって多様なんだなと感心。

2023/01/08

動物の寝姿を集めた写真集。
哺乳類も鳥たちも爬虫類も…
猛々しいライオンやヒョウが木の枝からだらーんと四肢を垂らして眠っているのにほっこりする。
カエルの寝姿にも癒される。
生き物好きならきっと楽しめる写真集。

2021/05/10

たくさんの動物たちの寝姿が堪能できる素晴らしい本。
しかもそれぞれの睡眠スタイルについての解説があり『なるほど』も詰まっている。
忙しすぎて寝落ちてしまう動物や、飛んでいる間も睡眠を取っている鳥などなど。
ラッコの睡眠あまりにも可愛すぎでは。

2020/12/21

心地よさそうな寝顔の写真を見て、疲れたときに一息つけるかもしれないと購入。ネコやイヌの仲間はもちろん、陸生から海生に至るまで、実にさまざまな生き物の睡眠習慣が写真付きで紹介されています。読み進めると、ハードワークによる睡眠不足で短い時間にうたた寝するビジネスパーソンが想起され、お疲れ様ですと言いたい心境にかられました。写真を見るのと文章を読むのとで、だいぶん印象が変わった興味深い一冊です。

2020/08/02

一見すると癒しの眠れる動物たちの癒しの写真集。でも実は動物行動学の睡眠行動入門書になってます。
　眠るっていうのは脳をコントロールしつつ、メンテナンスとリニューアルをしてるってことなのだそうです。だから生命維持に必要な歩くとかしゃべるとか、そーゆー行動が止まってしまうわけで。
　そうだよなぁ、一日にこんなにたくさんの時間をかけてる、全ての動物に共通の行動なんだもんなぁ。
　眠る姿を見て癒されるのは、もしかしたらその無防備にならざるをえない姿が「自分だけじゃない」って種をこえて思えるからかもしれないな。