暗い低音は好きじゃない! の商品レビュー
題名にある暗い低音って何? と本書を手にした。 お金に余裕がある人が、高級オーディオにお金を注ぎ込みました。 どうだすごいだろう。 みんなにも見せてあげよう。 箔付けに、菅野沖彦氏も登場する。 所狭しとスピーカーが並べてあるんだけど、 ドロンコーンになっちゃうので、低音がはっ...
題名にある暗い低音って何? と本書を手にした。 お金に余裕がある人が、高級オーディオにお金を注ぎ込みました。 どうだすごいだろう。 みんなにも見せてあげよう。 箔付けに、菅野沖彦氏も登場する。 所狭しとスピーカーが並べてあるんだけど、 ドロンコーンになっちゃうので、低音がはっきりしないんじゃないの? つまりパッシブラジエーターになる。 磁石やボイスコイルがあっても、ドロンコーンの役目を果たすだろう。 それも込みで絶妙なバランスで粒立ちの良い暗くない低音が、聴こえるのかも知れん。 以前大阪の日本橋のシマムセンの2階で、ラリー・カールトンのアローン・バット・ネバー・アローンがかかっていたのを聴いた。 正確には、曲はそのアルバムの中のPerfect Peaceだ。 ウチのシステムでも、結構良い音はする。 でももっと良い音がしている。 幸いその違いを聞き取ることは出来る。 スピーカーを見てみると、数百万する。 プリアンプ、メインアンプもそれに 見合うくらいのお値段だ。 CDプレーヤーもそれに見合うお値段だ。 その少しの違いに何百万も、いや数千万か?つぎ込む。 前書きでご本人も書いているが、 数値で裏づけられてはいない。 f特がどうのこうのという世界ではない。 感性の世界なので、永久に完成しない。 この人の職業は何? 開業医との事。やっぱり開業医は儲かるんだ。 何処かのレビューにも書かれていたが、読みやすい本でもない。 写真を見て、興味のあるところだけ読んだ。 趣味にお金注ぎ込んで、著書も上梓出来たし、 幸せな人だと思う。 本誌に登場する菅野沖彦さん。 2018年に他界された様だ。
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