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思い出の修理工場 の商品レビュー

3.7

19件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

    6

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2021/02/17

絵本のような小説 他の方のレビューにもあったように、あらすじはモモと似ています。個人的にはモモよりこちらの方が読みやすかったです。描写が細かく、場面をイメージしながら読めました。子供(中高生)でも楽しんで読めるのではないでしょうか?モモと似ているので展開は想像がついたのですが、...

絵本のような小説 他の方のレビューにもあったように、あらすじはモモと似ています。個人的にはモモよりこちらの方が読みやすかったです。描写が細かく、場面をイメージしながら読めました。子供(中高生)でも楽しんで読めるのではないでしょうか?モモと似ているので展開は想像がついたのですが、ピピと思い出の修理工場が黒い人物達に2度、3度と追い詰められる場面には少しハラハラしました。 工場で修行する場面には仕事をする上で大事なことがいくつか紹介されており、新社会人の方も参考にできる部分があるのではないでしょうか?

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2020/11/26

あっという間に読み終わってしまって少し寂しいくらい。 時折はいる可愛らしい挿絵や、 頁の色をあえて変えられている部分も含め… 素敵な本でした。 歳を重ねるにつれ自己肯定感が低くなっている感覚があって…今このタイミングでこの本に出会えて良かった。 ぜひ映像化されたものを見てみ...

あっという間に読み終わってしまって少し寂しいくらい。 時折はいる可愛らしい挿絵や、 頁の色をあえて変えられている部分も含め… 素敵な本でした。 歳を重ねるにつれ自己肯定感が低くなっている感覚があって…今このタイミングでこの本に出会えて良かった。 ぜひ映像化されたものを見てみたいです。

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2020/10/13

久しぶりのファンタジー。 すらすら読めておもしろかった。 文で情景が浮かんできた。 とくに食べ物はおいしそうな表現だったな。 何が大切なのかを教えてくれる作品。

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2020/09/21

元スタジオジブリのアニメプロデューサーが描く、傷ついた思い出を美しい思い出に変える不思議な修理工場のお話。主人公の10歳の少女・ピピをはじめとする登場人物は、まさにジブリ的でみんなとっても個性的で魅力的。ミヒャエル・エンデの『モモ』を彷彿とさせるファンタジーでした。 この本、ブ...

元スタジオジブリのアニメプロデューサーが描く、傷ついた思い出を美しい思い出に変える不思議な修理工場のお話。主人公の10歳の少女・ピピをはじめとする登場人物は、まさにジブリ的でみんなとっても個性的で魅力的。ミヒャエル・エンデの『モモ』を彷彿とさせるファンタジーでした。 この本、ブックデザインがとっても凝っていて素敵。あっちの世界とこっちの世界と描かれている場面によってページが色分けされていて、あっちの世界が描かれるページには地にうすいグリーンの色が入っています。 著者の石井朋彦さんはスタジオジブリで名プロデューサー鈴木敏夫さんから教わったことを『自分を捨てる仕事術』という本にまとめていて、この物語の中でも仕事や人生における心構えや考え方など、印象的な言葉が抜き出し切れないほどいっぱいありました。 「年をかさねるというのはよいものだ。思い出が増えるほど、残された未来が美しく見える。」(396頁) 「幸せというのは…目の前のことをひとつひとつつみかさねていくうちに、いつの間にか手に入っているものなのだ。」(397頁)

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2020/07/26

元スタジオジブリ アニメプロデューサー 初のファンタジー小説 ピピの勇気の物語。ジブリの世界観。 映像で観てみたい作品です♪ ピピがおじいちゃんからもらった小さなブリキのロボット「フリット」 おじいちゃん亡き後、大切なフリットをクラスメートに壊されたピピは、異世界の不思議な修理...

元スタジオジブリ アニメプロデューサー 初のファンタジー小説 ピピの勇気の物語。ジブリの世界観。 映像で観てみたい作品です♪ ピピがおじいちゃんからもらった小さなブリキのロボット「フリット」 おじいちゃん亡き後、大切なフリットをクラスメートに壊されたピピは、異世界の不思議な修理工場で見習いとして働き始める。 ピピの頑張りと成長を見守り、応援しながら、するすると読めました。 子どもでも読みやすい文章だと思います。 装丁も好きですが、個人的に紙質がすごく好き♪ 現実世界と異世界で頁の色が分けられているのも良い。 『こわれたものを直せるように、傷ついた思い出も、美しい思い出に変えていける』

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2020/04/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読んでいて、自然と笑みがこぼれました。 ピピのおじいちゃんに対するひたむきな想い、学びに対する素直な姿勢...読んでいて私も童心を思い出しました。そしてそんなピピがアシトカ工房でみるみる成長していく姿には、とても勇気づけられました。 特にすきな場面は、博物館でご飯を食べる夜、ピピがおじいちゃんとの記憶を思い出した後、顔をあげたら3匹のクマ、ミーシャメーシャムーシャがほほえみながらピピを見ているシーン。柔らかくあたたかい世界がとても素敵でした。 また、会話の中に、生きていく上でためになる、心の支えになりそうな素敵な知恵が散りばめられていました。本当にたくさんあった中で、「人と比べない。」「目の前のことを1つ1つ積み重ねていくうちに幸せはいつの間にか手に入っているもの。」この言葉が私の心に強く残っています。

Posted byブクログ

2020/03/28

あちらの世界とこちらの世界を繋ぐカイザーシュミットの工房.お祖父ちゃんの思い出を力にピピが壊れそうな世界を取り戻す冒険あるいは修行.遊びの世界と職人芸の混じり合った楽しい物語.

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2020/03/14

主人公ピピを近くで見守っているような感覚になる優しい物語。その中に、仕事の本質、思い出の扱い方、未来との向き合い方など、大切なことが散りばめられている。楽しい思い出も悲しい思い出も、全部ひっくるめて修理する、こんな工場が存在したらと思うと心が暖かくなった。

Posted byブクログ

2019/12/29

大人のほうが感じるものがありそう。大人のためのお話だと思うと、考えさせられるものはたくさんあった。(もちろん子供にも伝えたいものはあるけれど)

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