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マーダーボット・ダイアリー(下) の商品レビュー

4.4

54件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

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2024/07/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

みんな言ってるけど、「弊機」っていう和訳が天才のそれ。訳が上手くて、翻訳もの特有の読みづらさが全くなくスラスラ読める。 最後に謎解きさせられるかと思って身構えて詳細にまでめちゃくちゃ気を配りながら上巻を読み終えたところで「これ…さてはもっと気軽に読んでいいやつだな?」と気づきました。そこからはサラッと読了。弊機ちゃんが色々な出会いを繰り返しながら成長していくのが良かった。

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2024/06/23

すっかりはまりました! 今までの素晴らしいロボットたち、 アシモフ氏のしゃべらないけど少女を守る”ロビィ”。 イシグロ氏による 必死に美しく生きる”クララ”。 そして今回現れた、強く・賢く・なによりキレるAIロボット 名前はなんと”弊機”! 思考が早すぎてついていけない‼︎ (...

すっかりはまりました! 今までの素晴らしいロボットたち、 アシモフ氏のしゃべらないけど少女を守る”ロビィ”。 イシグロ氏による 必死に美しく生きる”クララ”。 そして今回現れた、強く・賢く・なによりキレるAIロボット 名前はなんと”弊機”! 思考が早すぎてついていけない‼︎ (本なのに⁉︎)

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2024/02/18

上巻に続きドラマ鑑賞を続けながら弊機の縦横無尽の活躍を堪能 SFとしての設定というより弊機の立ち振舞の楽しさで読み切った

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2024/02/13

戦闘警備ボットめちゃくちゃ強そうでかっこいい。また別の戦闘警備ボット出てきて主人公と関わってほしい。

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2023/12/28

上下巻ともに全編主人公のモノローグで視点が変わったり回想シーンが挿入されるということもなく単調な構成だが飽きることなく読み進められた。主人公の性格によるものか。監視カメラやドローンを片っ端から制御下に置いていく展開がかっこいい。

Posted byブクログ

2023/07/25

ずいぶんと寄り道をして、やっぱり戻ってきた。でも寄り道のおかげで頼ることができる友人ができ、判断を保留する時間を得た。それにしても、人はヒトガタに感情移入しやすいし、しすぎる。

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2023/06/01

弊機がどんどんプリザベーション連合の人間たちと交流を深めていく様子に心温まった。次巻で感情とか過去のこともう少し描かれそう。長そうなので楽しみ。

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2024/03/14

上巻では愚痴っぽいサラリーマンのようだった「弊機」は、下巻ではハッキング能力の高いスパイのようになった。 人間が出てくる連続ドラマ好きは相変わらずで、ドラマを見ている場合じゃない=ヤバい状況という分かりやすい図式が出来上がっている。 弊機にハッキングされまくっているそこらのシ...

上巻では愚痴っぽいサラリーマンのようだった「弊機」は、下巻ではハッキング能力の高いスパイのようになった。 人間が出てくる連続ドラマ好きは相変わらずで、ドラマを見ている場合じゃない=ヤバい状況という分かりやすい図式が出来上がっている。 弊機にハッキングされまくっているそこらのシステムはどうなっているのか?(そもそもどうやってハッキングしているのか)、「サンクチュアリームーンの盛衰」はどんだけ面白いのか(しょうもないらしい)等、よく分からない点もあるが、愚痴っぽいスパイっぽいハッカーっぽい警備ユニットという弊機の妙なキャラクターのにグイグイ引っ張られた。 ペットボットのミキのキャラクターも印象的だった。

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2023/04/21

弊機、実に良いキャラクターである。上下巻通じての成長というか、変わりっぷりが面白かった。あまりにも優秀なウィザード級ハッカーっぷりと戦闘もイケる無敵暴走警備ユニット(しかしコミュ障)ってのがなんともラノベ的。

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2023/03/01

脱走ボットとなった“弊機”は、過去の大量殺人事件の真相を求めて旅をする。新しい出会いと懐かしい再会。そして、メンサー博士のために悪徳企業に関する情報を入手した“弊機”は……。連作短編集、2話収録。 〈暴走プロトコル〉は冒頭から弊機らしさが出ていて笑う。なんだかんだで面倒見がいい...

脱走ボットとなった“弊機”は、過去の大量殺人事件の真相を求めて旅をする。新しい出会いと懐かしい再会。そして、メンサー博士のために悪徳企業に関する情報を入手した“弊機”は……。連作短編集、2話収録。 〈暴走プロトコル〉は冒頭から弊機らしさが出ていて笑う。なんだかんだで面倒見がいいし有能なんよなぁ(笑)ペットロボット、ミキとのやりとりが良。 〈出口戦略の無謀〉は1話のメンバーと再会。囚われた?メンサー博士を救い出せ!いやぁ……いいよね。弊機へのみんなの接し方がいい。 弊機もどんどん変わってきていて。そこにはARTやミキ、タパンやアビーン博士とのかかわりがあるんだよなぁ。もう、ラストはじんわり。弊機の一人称だから詳しくは語られないんだけど、何というか、うん。じんわり。とりあえず次も読む!!

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