ミナペルホネンと皆川明 完全版 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
すごく読み応えがありました。 面白かったのは工場見学と最後の方に載っていた北欧への社員旅行。 (旅行の目的地としての)北欧にあまり興味がなかったのですが、船上のユースホステルや田舎の個人宿など、すてきな場所がたくさん紹介されていて、ガイドとして本当によかったです。 工場見学ではテキスタイルがどのように作られているのか知ることができて面白かったです。 「ミナペルホネンの生地は長く見れば大量生産になっていく」 皆川さんが工場との関係を大事にされてるのがよくわかりました。 皆川さんのインタビューや自宅も紹介されていました。 とてもオープンな方なんだなあと思いました。 盛りだくさんで濃い内容でした。
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迷った末に買ってなかったんだけど、展覧会行ったら一発で欲しくなり購入。 第二の図録と言っても過言ではない。 盛り沢山の内容で、完全版の看板に偽りなし! ※過去の雑誌をまとめなおしたもの、といった内容。 カーサだからこその視点(宿のこととか自宅やアトリエのこととか)が今のミナペル...
迷った末に買ってなかったんだけど、展覧会行ったら一発で欲しくなり購入。 第二の図録と言っても過言ではない。 盛り沢山の内容で、完全版の看板に偽りなし! ※過去の雑誌をまとめなおしたもの、といった内容。 カーサだからこその視点(宿のこととか自宅やアトリエのこととか)が今のミナペルホネンの空気に合っているのが伝わってきた。 マームとジプシーが着ているページでは『身体性』という言葉が頭に浮かぶ。「洋服は人に着られて命が宿る」の言葉に納得。 消費ではなくいつまでも生き続けるもの。 ファッションブランドではなく、つづいていくもの。
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