ミレニアム6(下) の商品レビュー

ダヴィド・ラーゲルクランツ(著者),ヘレンハルメ美穂(訳者),久山葉子(訳者)

2020/08/30

ミレニアム4から原作者から引き継いだ著者が描いている。
4はそんなに違和感がなかったがやはり著者の個性が出て今作では別物になっている。
またこの著者が今作で最後と言うことで終盤無理ににまとめたような感じがある。
それでも別の作品として見るならば面白いしリスベットのキャラもすばらしい。

2020/08/13

戦いのシーンが雑かな。
さすがのリスベットでも無理があるようなと感じてしまった。
それでもリスベットの虜です。
もっと読みたい!

2020/07/14

内容自体はそんなにワクワクするようなものではなかったけれど、リスベットとカミラの手に汗握る最終決戦と、エベレストアタック時の衝撃の真実は最高だった。
続編はまだまだ出るようだけれど、この作者でのミレニアムは最後らしい、重圧の中、よく3作も書けたなと思う。
スターウォーズとかもそうだけど、作者が変わっちゃうと、昔からのファンは、作品の雰囲気だったり、哲学だったりが、変わってしまうのを感じ取って、どうしても続編にしっくり来ない、っていうのはあるあるなのかなと思う。

とはいっても、このミレニアムの世界観をまだまだ見たい自分もいる。7作目以降も今まで以上にスリリングなものになるように願ってます！

2020/07/02

好きなシリーズで読み進めるが、あまり心踊らない事に気付く。途中から作者が変わったのだと思い出す。好きな登場人物等の活躍がまた読めて、この作者にもありがとうと思うが、本作で最終回にしてくれてありがとうとも思う。

2020/06/10

ついに決着！
リスベットとカミラの愛憎極まる関係に終止符が打たれた

S.ラーソンからシリーズを受け継いだラーゲルクランツの三部作もこれで終わり

しんどかったと思う、今作品は解放感に近い印象

2020/06/06

これでミレニアムも完結らしいんだけど、なんだかなあ。
カミラは死んでリスベットの勝ちなんだけど、呆気なさと物語の平板さ、登場人物の無意味な多さ。
映画ならOKなんだけど小説としては頂けない。リスベットとカミラの攻防の妙というか、後ろ盾のあるカミラと孤独で屈折もあるけどスキル満載のリスベットとの駆け引きがもっとあるべきだったと思う。
上巻で期待させといて下巻がこれかよ！という感じ。
ま、これでミレニアムから卒業。これを1から読むかというと、もういいかな。でも楽しめた。
図書館で借りてタダで読んで文句言ったら罰が当たるよね。

2020/06/06

ダヴィド・ラーゲルクランツ版の3部作もこれで終了。ちょっとあっさり終わりすぎかな？いや、グダグダ引きずるよりこれくらいの余韻の残し方がスマートなのかも。

今回はエベレストを舞台にした山岳ミステリー（一部）になっていて予想外だった。もっともエベレスト舞台のあたり、描写の迫力不足があって残念、完全な山岳ミステリーにしてしまってもよかったのでは？

というのも、リスベットとキーラの対決があまりにあっけないから…。このシリーズの核心である、姉妹対決の引き立て調味料で山岳パートがあるなら納得するんだけど、そういう感じでもないし…。

モテモテ色男ミカエル君、今回も懊悩しつつ色恋を楽しんでいるのだが、ラストの災難はさすがに可哀そう。シリーズラストでまた外れくじひいてしまったねぇ。

2020/05/27

今作でまた一区切りとなるようで、いよいよ妹
との因縁に決着

今回は、前巻で世界を股にかけて展開されたそれぞれの事件が、きれいに収束して終わりました

ちょっと、出来過ぎな感じはありますが、すっきり感はあります

2020/04/06

上巻終了時点ではわりと盛り上がりましたが、下巻はうーん、、かな。事情が込み入りすぎで、謎解きもなんかごちゃごちゃした感じ。ラストシーンでは宿敵があっけなく退場してしまい、肩透かし食らったようでした。これだけ引っ張ったのに、これでいいの？と思っちゃいました。ミレニアムが続くのはファンとして嬉しいのだけど、やっぱりリスベットとミカエルが出てくるハーレクインロマンスみたい。どうしても軽く見えちゃう。3作までへの思い入れが強すぎるんです。すみません。不謹慎ながらレインボーバレー検索してしまいました。初めて知りました。

2020/05/15

とても物々しい感じで始まったけれど、終わってみれば謎は最初からある程度予見出来た通りだし、姉妹対決！と盛り上げた割には姉妹間の交流はほぼ皆無だし、アクションもこじんまりとして迫力に欠けたものになってしまいました。
個々のキャラクターは相変わらず魅力的なだけに個人的には期待ハズレに終わってしまった。

うーん続編かぁ、これで完結しても良いんじゃないかなぁ〜。