1,800円以上の注文で送料無料

いぬのサビシー の商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/09/09

望まれていない家にやってきた犬。 世話はしてくれるけれど、愛がない。 だから、自分のことを『サビシー』と心の中で名前をつけた。 とうとう、ある日、突然、飼い主に置いて行かれて、ひとりぼっちになってしまう。 でも、翌日、新しい家族が引っ越してきて、子どもと仲良しになった。 そして、...

望まれていない家にやってきた犬。 世話はしてくれるけれど、愛がない。 だから、自分のことを『サビシー』と心の中で名前をつけた。 とうとう、ある日、突然、飼い主に置いて行かれて、ひとりぼっちになってしまう。 でも、翌日、新しい家族が引っ越してきて、子どもと仲良しになった。 そして、その子が『ラッキー』と名前をつけてくれた! 人も動物も、ただ生きていることが幸せではなくて、自分の存在が認められ、愛されることで幸せを感じるものだ。 これを子どもがはっきり言葉にできなくとも、心の琴線に触れ、胸に寂しい音、嬉しい音が響いていることを感じ取ることが大切だと思う。 この点、この絵本は子ども自身がサビシーになりきってその寂しさと嬉しさの両方を味わい、幸せとは何かを体感できるのではないかと思う。

Posted byブクログ