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男の子の「自己肯定感」を高める育て方 の商品レビュー

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2024/03/07

思春期の子育てで大事なのは、親自身が自己肯定感を高めて、上手に子離れすることだと感じた。 子どもから離れてできたすき間を「親自身の自己肯定感をアップさせるもの(=生産)」で埋めるということを意識していきたいと思う。 [覚えておきたい事] ☆日本人は同調圧力が強く、予定調和の...

思春期の子育てで大事なのは、親自身が自己肯定感を高めて、上手に子離れすることだと感じた。 子どもから離れてできたすき間を「親自身の自己肯定感をアップさせるもの(=生産)」で埋めるということを意識していきたいと思う。 [覚えておきたい事] ☆日本人は同調圧力が強く、予定調和の中で生きている。謙遜の文化、否定の文化で自己肯定感が育ちにくい。「とりあえずやってみる」ができない。 ☆親が子どもに不満に思う部分は親自身の足りない部分と合致している。 ☆親離れという本能はあるが子離れという本能は備わっていない。思春期になると親が意識的に子どもから離れるという引き算のアクションが大事。 引いた分の隙間をお母さん自身の自己肯定感をアップさせるもの(買い物などの消費行動でなく生産的な活動)で埋める。 ☆「ダメ」と言わない。「ダメ」が思考と関係性を閉ざす。 ダメ出しする時には、提案の良い部分を認めて、代案を出す事。 ☆子育ても夫育ても「7割で満足する」。 まず良い部分を褒めてから、1点だけ短くアドバイスする。 ☆負けたり失敗した状態から「立ち直ること」こそ成功体験。 ☆子どもとは「子2:親1」で話し、意見はしない。 ☆18歳になったら一人暮らしさせる。(低い生活水準から) ☆親は自分が子供の頃の話を逆に盛って話す。 ☆好きなことを見つける為に多くの経験をさせ、好きなことを消費から生産に繋げられるようにする。 ☆親が伝えられるのは「自分の甲羅の大きさ」まで。親も子も自分の甲羅のサイズを知っておくことが大事。 ☆まずは知識を詰め込むことで創造力を発揮できる。 ☆思春期で大切なのは「手は出さない、口は出さない、目では見てる」。子どもには「自由に振る舞っている」と感じさせ、しっかり見守る。 ☆ゴールは変わって良いが、常に「30歳になったらこういう仕事をしていたい」というイメージを持っておく事が大事。 ☆子どもの自己肯定感を高めるには、親自身が自己肯定感を高める!

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2024/01/28

思春期男子の「自己肯定感」を高めるための実践本 うちの長男が思春期に差し掛かろうとしているので図書館で見つけて読んでみました。 たまたま手に取った本ですが、良書です。 文化的側面により自己肯定感が低い日本人、ただグローバル化が進むこの世の中では、外国に飲み込まれない為にもそう...

思春期男子の「自己肯定感」を高めるための実践本 うちの長男が思春期に差し掛かろうとしているので図書館で見つけて読んでみました。 たまたま手に取った本ですが、良書です。 文化的側面により自己肯定感が低い日本人、ただグローバル化が進むこの世の中では、外国に飲み込まれない為にもそうは言ってられないのが現実。 日本の未来を担う若者たちの、自己肯定感を上げ、世界と戦っていくにはどうしたら良いのか考えさせられる本。 とはいえ、子育て本なので、未来を担う自身の息子たちにどの様に接すれば良いのか具体的に記載されている。 特に共感したのが、『18歳になったら1人暮らしさせる』と言う点。 何やかんやで親のスネを齧り生きて来た今までを生活を当たり前では無いと理解し、自分で稼ぐことによって自身の自己肯定感を上げていくと言う意味で記載されているのですが、自分の親父が『家の居心地が悪く早く出て行きたいと思わせるのが男親の役目』と言っていたのを思い出し、まさにコレだと合点が行きました。 自分の父親がしてくれた様に、自分も、子供達に対して分かりませんが、骨太な人生を送って貰いたいものだと思います。

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2023/11/05

柳沢先生の本はたくさん出品されていますが、だいたい似た内容です。 しかし、何度読んでも良い内容です。 子育て中のお父さんお母さんにとてもおすすめの本です。

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2023/10/22

子どもは周りと比較するのではなく、垂直比較で良い点を具体的に褒めること。子どもと親は2対1くらい子どもに話をさせ、親は聞くこと。18歳で自立させること。30歳になったときの職業イメージを持つこと。消費から生産へ、親も子離れの努力をすること。 示唆に富むお話で、何度も反芻したい。

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2023/09/22

◎「これはダメ」より「これがいい」 ◎子供は垂直に比較する ◎加点法、「イエス、バット構造」でアドバイス ◎負けるために上へ上へチャレンジさせる ◎家事をしてくれたらきちんと褒める ◎子2対親1でしゃべる ◎18歳になったらひとり暮らしを視野に ◎子離れしたら生産に自分の時間を...

◎「これはダメ」より「これがいい」 ◎子供は垂直に比較する ◎加点法、「イエス、バット構造」でアドバイス ◎負けるために上へ上へチャレンジさせる ◎家事をしてくれたらきちんと褒める ◎子2対親1でしゃべる ◎18歳になったらひとり暮らしを視野に ◎子離れしたら生産に自分の時間をあてる ◎思春期息子には「手は出さない、口は出さない、目では見ている」

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2023/02/12

Amazon Audible にて。開成の校長先生が書いた思春期男子の教育論。 自己肯定感の高い子にするためには、親自身がそうでないといけない、そのためには消費するだけでなく、生産的な活動をすべきだ、という点は大事にしたいと思った。 序盤は自己肯定感が高いことの重要性、自己肯定...

Amazon Audible にて。開成の校長先生が書いた思春期男子の教育論。 自己肯定感の高い子にするためには、親自身がそうでないといけない、そのためには消費するだけでなく、生産的な活動をすべきだ、という点は大事にしたいと思った。 序盤は自己肯定感が高いことの重要性、自己肯定感が低いのは個人の責任ではなく、日本人の文化環境面から仕方がないところもある、ただしこれからの時代はそれでは済まされない、という、特に異論のない内容。我が子というか、最近の新入社員もそうなんだよね、と思いながら聞いた。 あとは開成の先生らしく、当然中学受験をする前提で話が進む場面が多く、ちょっとnot for meの印象。中学受験が終わったら子離れしましょうね、とか、第一志望に受からなくてもガッカリしないこと、とか…。この本の想定読者も息子を持つ母であること、という気配を一部で感じて、まあ実際そうなんだけど、ちょっとモヤモヤ。

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2022/01/16

 開成中学、高校の校長である柳沢幸雄さんの著書。2冊目です。以前読んだ『思春期男子の正しいトリセツ』が思いがけず良かったので、楽しくない読書ですが…読んでみました。  第一章の[なぜ、日本人の自己肯定感はこれほど低いのか]が特に興味深かったです。   ☆盆栽が日本社会の特質を...

 開成中学、高校の校長である柳沢幸雄さんの著書。2冊目です。以前読んだ『思春期男子の正しいトリセツ』が思いがけず良かったので、楽しくない読書ですが…読んでみました。  第一章の[なぜ、日本人の自己肯定感はこれほど低いのか]が特に興味深かったです。   ☆盆栽が日本社会の特質を端的に表している。日本人は自分が所属している集団の安定を一番に求め、外側の事はあまり気にしない。  ☆日本ではアイディアを否定する人がスマートに見える。提案の一部を否定することによって全体を否定しようとする。そして、代案は出さない。    日頃、私も確かに感じていることでした。  子育てに関してためになったアドバイスは、 ☆まず褒めてから、1点だけアドバイスをする。(認めて、その上で向上できるように) ☆ママは手を出さない。口を出さない。目で見ている。をモットーにする。 ☆成功体験は、単純に「勝つこと」「うまくいくこと」ではない。負けたり、失敗したりした状態から、「立ち直ること」こそが成功体験。 などありました。 特に珍しい事は書かれていなかったですが、今の日本の問題点を的確に捉えて、それを踏まえた上でのアドバイスが役に立ちました。 アメリカナイズされた考え方は個人的には苦手ですが、子供達世代は世界中の人と同じレベルで発言し、働けるようになる必要が高まってくるでしょう。日本文化で美徳とされる謙遜とか調和のスタイルに捉われすぎると、子ども達は世界を上手く渡れないでしょう。そこを意識した教育の必要性を改めて感じさせてくれる一冊でした。

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2020/07/09

サラッと読める一冊、面白い。 なぜなら息子ラブの母親が多すぎるから笑 入学式に子離れしましょうと伝える校長、コレをプラスに取るか、否定するか… 開成高校校長、二児の父から世の母親への愛あるメッセージ本 親が常識としている謙遜文化を子どもは肥大化して受け取る、同調圧力。 親が...

サラッと読める一冊、面白い。 なぜなら息子ラブの母親が多すぎるから笑 入学式に子離れしましょうと伝える校長、コレをプラスに取るか、否定するか… 開成高校校長、二児の父から世の母親への愛あるメッセージ本 親が常識としている謙遜文化を子どもは肥大化して受け取る、同調圧力。 親ができる事は、辛い準備期間に、ここを踏ん張れば目に見える成長が起きる、と口に出して伝える! 負ける経験、負けを自分で認めて、立ち直ること=成功体験が自己肯定感には必要要素 子どもの好きを消費 → 生産 につなげよう! 勉強において、まずは知識を得ることが重要! 知識の量⤴️ 理解→発信→定着→融合→創造 創造力を発揮するには、それに発展するための知識量が必要!

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2020/03/06

開成へ行ければ”勝ち組”と、思っていましたが、そこはそこで厳しい競争があって、挫折を味わうんだなぁ、と。 P40 否定する人がスマートに見える、残念な日本社会 1. 一部分を否定して、全否定にかかる。 2. 代案を出さない →大きなアイデアを持つ人に、  まずはチャンスを与...

開成へ行ければ”勝ち組”と、思っていましたが、そこはそこで厳しい競争があって、挫折を味わうんだなぁ、と。 P40 否定する人がスマートに見える、残念な日本社会 1. 一部分を否定して、全否定にかかる。 2. 代案を出さない →大きなアイデアを持つ人に、  まずはチャンスを与えるようになれば  日本も大きく変わるはず。 P90 息子に”ダメ”と言わない ・「これはダメ」より「これがいい」 P104 Yes, But 構造  まず褒めてから、1点だけアドバイスする。 P113 鶏口か、牛後か。 ・レギュラーになれそうな学校 or ・全国大会にでるような強豪 本当にスポーツが好きであれば、強豪校。 そこでレギュラーになれるように頑張る。 もしレギュラーになれなかったとしても そこで、「負ける経験」と言う、かけがえのない経験を得る。 どんなに頑張ってもレギュラーになれない。 ベンチにすら入れない自分と向き合った時、 そんな自分をどう構築していくか、 この経験をするかどうかで、人間としての厚みが変わる。 上手くいかなかったときには、 必至で考え、それが人を成長させる。 負けた自分を認めることができるかどうかは、 自己肯定感を語るうえで外すことはできない。 P117 成功体験 成功体験とは、単純に「勝つこと」「うまくいくこと」 ではなく、負けたり、失敗した状態から 「立ち直ること」こそが成功体験である。 P120 自己肯定感は、「お手伝い」で伸ばす。 「これは自分がやらなければならない」 というものを、毎日の生活の中に作る。 家事をしてくれたら、きちんと褒める、お礼を言う。 P126 話を聞くときの相槌。 ・いつ ・どこで ・だれが ・なにを ・なぜ ・どのように? を、相槌の間に挟む。 P156 好きなことに関わる仕事はいくらでもある。 サッカー →プロ →プロチームの運営 →スポーツドクター →選手のサポート →ゴールを判定するシステムの開発 →スタジアムの設計 などなど ★★★P152 「自分で師匠を見つける」というスキル 子どもたちに必要なのは、 どこでどういう人に習えば情報を得ることができるか、 新しい知識を身につけることができるか それを見抜く嗅覚。 社会に出たら先生はいない、が、 自分の「師」となる人を、見つけ出すことはできる。 同世代の人だけではなく、 年齢の違う人たちも含めて付き合い、 信頼関係を構築する能力は、ますます必要となる。 新しい集団、 新しい場所で 新たな人間関係を築くことができることが大切。 P174 自分にどれだけのお金がかかっているか理解させる。 ・教育費 ・学費 ・生活費 などなど P188 思春期の息子の見守り方 ・思春期では 「手は出さない、口は出さない、目では見ている」 が、大切。

Posted byブクログ

2020/01/18

自己肯定感に乏しいお母さんがいる家庭のお父さんにおすすめの本。奥さまへのプレゼントにそっとテーブルに置いてみてはいかがでしょうか。

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