ダブル 短篇集 サイドA の商品レビュー
読んでみたかったパク・ミンギュ。 文体が新鮮、まさにポップで縦横無尽。 「近所」「黄色い河に一そうの舟」「グッバイ、ツェッペリン」が好きです。
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短編集9編 リアル3編SF6編.人生がすでに終わったかのような人々が,それでも何かかそけき望みのようなものを抱えて生きてゆく.始めの3編特に「近所」が良かった.それにこの「近所」パラレルワールド的な味わいもあって楽しめる.
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実在する人物に向けて綴られた短編集ではあるものの、どの作品も心に響いた。生き方だったり世の中の不条理だったり。この世の中はとかく生きづらい。でも生きねばならぬ。もし自分が宇宙で暮らしていたら…、冷凍人間になった後に解凍されることになったら…、どんな人生を歩むのだろう。沢山あった世...
実在する人物に向けて綴られた短編集ではあるものの、どの作品も心に響いた。生き方だったり世の中の不条理だったり。この世の中はとかく生きづらい。でも生きねばならぬ。もし自分が宇宙で暮らしていたら…、冷凍人間になった後に解凍されることになったら…、どんな人生を歩むのだろう。沢山あった世界の中で、一番興味深かったのはものすごく先の世界だけれど、一番嫌なのはその世界だと思う。
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『近所』『黄色い河に一そうの舟』が、軽めの始まりの割に意外にも重たい話で、結構好きだった。ヘヴィだなー。 後半の6本はSFと言っていいのか、奇抜と言えばいいのか。前世はマリリン・モンローだったというとんでもない設定の『〈自伝小説〉サッカーも得意です』も、ぶっ飛び方がすごい。
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世にも奇妙な物語を読んでるようなイメージでした。 今まで読んできた韓国文学はなんとなく気持ちがずーんとな?ものが多かったのですが、本書は様々なジャンルの短編が収録されているので、楽しみながら読めました。
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