野口悠紀雄の経済データ分析講座 の商品レビュー
数字が持つ説得性を大いに感じさせる著書。 経済に疎い自分にもわかりやすく丁寧に説明されている。 2019年の著書で、その後の急激すぎるあり得ないレベルの円安時代を迎えて、今をどう分析するのかぜひ聞いてみたい。
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マクロデータからファクトベースで経済動向を読み解く方法論を学び自分で調べられるところまで持っていければ、この本の価値は高まる。 ただ読み物としては、ちょっと読みにくかったから星三つ。
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図書館で著者の予約待ちの著書を予約、待ちの間に読もうと本著を借りた。 なんとも目からウロコの内容だ。感覚的に疑問をもっていた点についてデータを用いて解説されている。日本国民の低賃金、日本企業のカネ余り、その背景にあるのは中小企業等から大企業への非正規労働力の流入やアベノミクス及ぶ金融緩和の失敗の仕組みをデータで示してくれている。 専門家でもいろいろな意見があり、著者の意見に批判的な専門家もいるのだろう。でも著者のような視点で政策を語れる政治家もいないという。 国民はもっとこの手の内容を学ぶべきだ。確かに金融政策の仕組みは本著を読んだだけでは理解が難しかった。また本文中にある数字が表中になかったり、探さなければならないなど、机上で時間をかけてよむ読者だけでないことも意識し、再構成して改訂版を出して行っていただきたいと思う。ぜひ編集者にがんばっていただきたい。 とにかくもっと多くの国民に読んでもらいたい一冊だ。なんにしてもレビュー数が寂しすぎる!
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1.アベノミクス検証 金融緩和・円安 $ベースGDPは減少 世界の中の地位は低下 2.第三次産業の低下 小売業・飲食サービス 人口減少・廃業・ネット移行 3.新事業取り組みの弱さ 人材・教育・企業代謝 4.変革への取り組み弱い 茹でガエル現象 5.Dataで検証 野口先生らしい ...
1.アベノミクス検証 金融緩和・円安 $ベースGDPは減少 世界の中の地位は低下 2.第三次産業の低下 小売業・飲食サービス 人口減少・廃業・ネット移行 3.新事業取り組みの弱さ 人材・教育・企業代謝 4.変革への取り組み弱い 茹でガエル現象 5.Dataで検証 野口先生らしい IT情報産業への取り組みは起こらなかった 野口先生の痛恨 2020年秋 菅政権のDIGITAL庁構想 安倍政権で全く出なかったのは?
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企業の人件費圧縮による利益の蓄積により、不況が継続して、中小企業から大企業へ、非正規雇用の労働力の移動と併せて、低賃金と消費停滞の悪循環が生じている。
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