至妙の殺人 妹尾アキ夫翻訳セレクション の商品レビュー
■全体 L・J・ビーストン8編とステイシー・オーモニア8編を収録した短編集。 2人の人物の作品集なので評価の付け方に迷ったが、好きだった方、L・J・ビーストンの評価に合わせて★4にしています。 巻末の説明では「探偵小説(の作品もある)」と書かれていますが、そうは見えない。 事件と...
■全体 L・J・ビーストン8編とステイシー・オーモニア8編を収録した短編集。 2人の人物の作品集なので評価の付け方に迷ったが、好きだった方、L・J・ビーストンの評価に合わせて★4にしています。 巻末の説明では「探偵小説(の作品もある)」と書かれていますが、そうは見えない。 事件と謎が提示され、探偵役が事件を解決する、という類いの作品では全くありません。どちらかというと読み物。 「現代仮名遣いに一部直した」とありますが、それでも古風。「ああ」「まあ」が「あア」「まア」だったり、「ポンド」が「磅」であったり。 ただ読めない漢字でも文章の流れから意味を推測でき、文章自体はどちらの作家も非常に読みやすいため、特に問題なく読めます。 ■L・J・ビーストン ★★★★☆ 犯罪小説、ないし犯罪に関する小説。 文章が極めて上手く、『敵』以外の7編全てが面白く、自分の好みだった。 ただいかんせん古い作品ということもあり、オチがわかってしまう作品もいくつか。 何も考えずに読んだほうが楽しめると思う。 ■ステイシー・オーモニア ★★☆☆☆ 読み物。自分としては探偵小説ではないどころかミステリーですらないように見える。 テーマ性があってそのテーマの具体例の話、といった作品や、登場人物の内面・人生を掘り下げる作品、など。 オチなどなく、「楽しみ方(どこを面白いと捉えれば良いのか)がわからなかった」というのが正直なところ。
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表紙から、イギリスの地方を舞台にしたのどかな推理小説を期待していたが、最初の何編か読んだところ、殺伐とした都会の悪漢小説、と感じて期待外れだったので途中で返却。私の好みではなかったので。
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L・J・ビーストンとステイシー・オーモニア、大正末期~昭和初期『新青年』誌上に妹尾アキ夫の名訳で掲載された2作家の作品をセレクション。 巻末の解説によるとビーストンよりオーモニアの方が訳者の好みだったようですが、私はビーストンのがカラッとしてて好きですね。ラストに向けての鮮やか...
L・J・ビーストンとステイシー・オーモニア、大正末期~昭和初期『新青年』誌上に妹尾アキ夫の名訳で掲載された2作家の作品をセレクション。 巻末の解説によるとビーストンよりオーモニアの方が訳者の好みだったようですが、私はビーストンのがカラッとしてて好きですね。ラストに向けての鮮やかなストーリー展開に全力で挑んでる感じが潔くてショート作品としてとても面白かった。
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