怪談売買録 嗤い猿 の商品レビュー
ショートショートを楽しむ感覚で隙間時間にちまちまっと読んでいたので思いがけず読了に時間がかかっちゃった。それにしてもどの話もおもしろい。 著者が買い取った体験談やイベントなんかでお客さんから聞かせてもらった奇妙な体験を1冊にまとめたお話なのだけれど、その怪談らになにかしらの共通点...
ショートショートを楽しむ感覚で隙間時間にちまちまっと読んでいたので思いがけず読了に時間がかかっちゃった。それにしてもどの話もおもしろい。 著者が買い取った体験談やイベントなんかでお客さんから聞かせてもらった奇妙な体験を1冊にまとめたお話なのだけれど、その怪談らになにかしらの共通点があわわれるのが好き。 どこかしらの根が繋がっていそうな怪異譚ってのは怖いってのもあるけど好奇心を刺激されるな〜。
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宇津呂鹿太郎氏発案の「怪談売買所」を、著者が開催。東北芸工大の大学祭や山形県での講演会で、主に地元の人から収集されたお話です。いい話、不思議な話、中にはかなりパンチのある話も。 ■「嗤い猿」獣なのかどうか分からないものの話はありますよね。 ■「喪字」書いてはいけない……。 ■「...
宇津呂鹿太郎氏発案の「怪談売買所」を、著者が開催。東北芸工大の大学祭や山形県での講演会で、主に地元の人から収集されたお話です。いい話、不思議な話、中にはかなりパンチのある話も。 ■「嗤い猿」獣なのかどうか分からないものの話はありますよね。 ■「喪字」書いてはいけない……。 ■「シンがきた」ある地区に伝わるものは現代でも健在。 ■「イチのくつ」「にくおくん」「おちる」「うわさ」「いまも」「この子どこの子」「巡回」特に言及されてませんが……えっこれ完全に
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※このレビューにはネタバレを含みます
前作の拝み猫が結構いい話だったので今昨はどうかなー??笑いだしって思っていたのですが、嗤いでしたね。いい話じゃなくて不気味極まりない猿でした。気味の悪さでいえばうさぎの妖怪もなかなか不気味。土着の妖怪かなんかなのかな。シンの話も興味深かったです。来場者からの話で知ったシンが著者のところに現れるのも、実は来場者の怪異が著者の事務所のすぐそばで起こったこととか鳥肌が立ちました。そんなことってあるんだなぁ...
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