おとぎ話の絵画史 の商品レビュー
グリム、アンデルセン、ペロー、イソップ、アラビアンナイトを簡単にご紹介。 また、有名な挿絵画家を7人ほど取り上げている。 全ページオールカラーで見易く、内容もコンパクトにまとめているためガイドブック(入り口)にはもってこいな一冊。 残念なのは、縮小図版になぜその(線が多くて細か...
グリム、アンデルセン、ペロー、イソップ、アラビアンナイトを簡単にご紹介。 また、有名な挿絵画家を7人ほど取り上げている。 全ページオールカラーで見易く、内容もコンパクトにまとめているためガイドブック(入り口)にはもってこいな一冊。 残念なのは、縮小図版になぜその(線が多くて細かい系の)挿絵を選んでしまったんだい?と頭を傾げたくなるようなものが数点あったこと。 また、“絵画史”というワードを書名にするには、内容ボリュームがかなり物足りないかなと(繰り返しになるが、ガイドブックとしては本当に良いと思う)。
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口承文学である昔話や民話を好きなように脚色した諸悪の根源はディズニーだと思っていたが、とっくの昔にペローなどが書き換えていることが判明。 しかし、その美しさを鑑みるに人気が出るのも致し方ないと思われる。 また、耳で聞いて想像するためのお話にここまで美しい挿絵を添えられては、これま...
口承文学である昔話や民話を好きなように脚色した諸悪の根源はディズニーだと思っていたが、とっくの昔にペローなどが書き換えていることが判明。 しかし、その美しさを鑑みるに人気が出るのも致し方ないと思われる。 また、耳で聞いて想像するためのお話にここまで美しい挿絵を添えられては、これまた口承文学がますます影を薄くするのも致し方ない。 両方残したいものだね。 線のラッカム、色のデュラック(デュラックブルーの美しさ!)、そしてところどころ紹介されるケイト・グリーナウェイはさすがです。 産業革命、ラファエル前派、アーツアンドクラフツ運動。そこらへんをも少し年代順に説明して欲しかった。知ってるようで知らないことなので。
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絵画史ってタイトルにすんなら、おとぎ話の成立年代順に紹介してほしかったなぁ。いまいち流れがつかめなかった。 各童話ごとのイラストは流石に美麗。ハリー・クラーク、ギュスターヴ・ドレが特にお気に入り。 挿入画はまだまだメジャーとは言い難い分野だと思うので、もっともっと紹介する本が増え...
絵画史ってタイトルにすんなら、おとぎ話の成立年代順に紹介してほしかったなぁ。いまいち流れがつかめなかった。 各童話ごとのイラストは流石に美麗。ハリー・クラーク、ギュスターヴ・ドレが特にお気に入り。 挿入画はまだまだメジャーとは言い難い分野だと思うので、もっともっと紹介する本が増えてほしい。
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Twitterで注目! 幼いころ、夢中になった“おとぎの国”へー。幻想的な世界の魅力を余すところなく楽しめる一冊。
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