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山猫珈琲(下) の商品レビュー

3.7

24件のお客様レビュー

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2020/03/04

山猫珈琲とは、湊さんが好きなもの3つ、なのだそう。 タイトルだけ見たときは、この3つがたくさん出てくるんだろうなと思っていたんだけど、猫と珈琲はほとんど出てこず(猫がでてこない理由はあとがきにありましたが)。 同じようなことを書いているのが多々あって、正直読み飛ばしたものもありま...

山猫珈琲とは、湊さんが好きなもの3つ、なのだそう。 タイトルだけ見たときは、この3つがたくさん出てくるんだろうなと思っていたんだけど、猫と珈琲はほとんど出てこず(猫がでてこない理由はあとがきにありましたが)。 同じようなことを書いているのが多々あって、正直読み飛ばしたものもありました。 「とうもろこしおばあさん」は、うちにもあった! そうそう、気持ち悪い話だったよなあと思い出しました。 「デビュー前夜」がおもしろかった。 私も何かを始めたくなってきたぞ。

Posted byブクログ

2020/02/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

再読。巻末に過去受賞した脚本とラジオドラマが特別収録されたエッセイ集。他にもデビューまでの経緯が書かれていて、湊さんの書くことへの執着がよくわかった。

Posted byブクログ

2020/01/21

エッセイ集の他に、特別収録としてかつて応募された脚本・ラジオドラマの2編が収録。個人的には、作者の因島時代を綴ったエッセイ、特に「小さな島の本屋さん」がお気に入り。個人的なことながら、同じ時期、因島で過ごした経験があるからかも。

Posted byブクログ

2019/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

湊かなえのエッセイ集が文庫化。 作家になったきっかけや日常のこと、青年海外協力隊としてトンガに赴任していた頃のこと……等々、話題が広くて飽きない。収録数が多いので、話題としてはダブっているものもあるのだが、まるで印象が違うのは、切り口が違うからか。 湊かなえがシナリオの賞の受賞歴がある、というのは、割と知られた話だが(このエッセイ集にも幾つか当時のエピソードが収録されている)、その応募作のシナリオを読めるとは思わなかった。 小説とはかけ離れた作風だが、意外性があって良かった。これをストレートに映像化したらどうなるんだろう?

Posted byブクログ