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講談えほん 大岡越前―しばられ地蔵 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2024/02/29
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お江戸・日本橋の呉服屋「越後屋」で、長年、荷担ぎ人足をしている弥五郎という、馬鹿が付くほどの正直者がおりました。夏まっ盛りのある日、本所の中野郷まで荷車を曳いてやって来た与五郎「あ-、疲れちまった 涼しい処で一休みだ」と、南蔵院のお地蔵さんに寄りかかり 「この荷物、よろしく頼んます」と、いつしかぐっすり眠りこんでしまいました...目が覚めた時には、反物をのせた荷車ぐるみ、影も形もなく...「弁償できぬなら、お前が盗んだものとして、お上に訴えてやる!」と、越前屋の主人。...弥五郎の兄弟分の善太郎の導きで、南町奉行所・大岡越前守のお白洲へと。・・・さて、さて、驚きの大岡裁きとは・・・?!。

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2021/07/07

講談師6代目神田伯山(本書刊行時は神田松之丞)監修による、講談を絵本にしたシリーズ物の1冊。 名奉行として今でも多くの人が知り、時代劇の登場人物としても有名な南町奉行、大岡越前の大岡裁きの中からの1エピソード。 本書解説によれば、大岡越前については「大岡政談」としてまとめられ...

講談師6代目神田伯山(本書刊行時は神田松之丞)監修による、講談を絵本にしたシリーズ物の1冊。 名奉行として今でも多くの人が知り、時代劇の登場人物としても有名な南町奉行、大岡越前の大岡裁きの中からの1エピソード。 本書解説によれば、大岡越前については「大岡政談」としてまとめられ、講談だけでなく、落語や歌舞伎の演目にもなっているとの事。加えて、ただ、そのほとんどは実際にあったことではなかったり、大岡の裁きではなかったと考えられているとも書かれていた。 もっとも、今となっては、真偽はどうでもよく、話として面白ければそれで良いという考え方の方が優勢だと思うので、水戸黄門等と同様、中身と演者の技術を楽しめればそれで十分のような気がする。

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2020/06/10

講談を聴きに行ったことはないが、最近はかつての神田松之丞、現六代目神田伯山のメディアへの露出が高いため、だいぶ身近なモノに感じられるようになった。 架空の人物を扱わず、張り扇を叩きながらテンポ良く話すところが落語と違うところらしい。 この本も、講談のリズムを読みながら感じられ...

講談を聴きに行ったことはないが、最近はかつての神田松之丞、現六代目神田伯山のメディアへの露出が高いため、だいぶ身近なモノに感じられるようになった。 架空の人物を扱わず、張り扇を叩きながらテンポ良く話すところが落語と違うところらしい。 この本も、講談のリズムを読みながら感じられるように構成されている。 大岡越前いつの時代も人気である。 2020.6.10

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