講談えほん 西行―鼓ヶ滝 の商品レビュー
子どもの本に西行が登場するのはまれなので、それだけでも貴重であるが、この鼓ヶ滝は話がよくできている。まあ、昔話にはよくあるパターンかもしれないけど、西行の逸話として読むと、また違ったよさがある。講談えほん、いい仕事してますね。
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講談師6代目神田伯山(本書刊行時は神田松之丞)監修の講談絵本。 歌人で有名な西行法師が、自分の歌へのうぬぼれを和歌三神に諭され、反省する、という話。 このネタについては、講談会で伯山が演じたのを聴いたことがあるが、語り口もさることながら、演じる際の表情が素晴らしかった。 と...
講談師6代目神田伯山(本書刊行時は神田松之丞)監修の講談絵本。 歌人で有名な西行法師が、自分の歌へのうぬぼれを和歌三神に諭され、反省する、という話。 このネタについては、講談会で伯山が演じたのを聴いたことがあるが、語り口もさることながら、演じる際の表情が素晴らしかった。 となると、あまり大きな会場ではその表情は客席の後ろの方では見えないため、そのような場所ではこのネタはかけないか、あるいは別の何らかの工夫をすることになるんだろうな~、と感じた次第。
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