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世界の樹木をめぐる80の物語 の商品レビュー

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2024/01/10

第109回アワヒニビブリオバトル テーマ「かしこ」で紹介された本です。チャンプ本。ハイブリッド開催。 2024.1.9

Posted byブクログ

2023/12/05

ジョナサン・ドローリ『世界の樹木をめぐる80の物語』(ルシール・クレール挿画,三枝小夜子訳,柏書房2019年12月第1刷)の感想。 世界各地の特色ある80種の樹木について科学的に語られた本。やや大型の本で、紙面が美しい。 樹木について、歴史、現状、人間・動物との関わり等さまざまな...

ジョナサン・ドローリ『世界の樹木をめぐる80の物語』(ルシール・クレール挿画,三枝小夜子訳,柏書房2019年12月第1刷)の感想。 世界各地の特色ある80種の樹木について科学的に語られた本。やや大型の本で、紙面が美しい。 樹木について、歴史、現状、人間・動物との関わり等さまざまな面から紹介しており、好奇心を刺激されたり、考えさせられたりした。イラストも、知りたいポイントが適切に押さえられていて好ましい。 もう言うてもよかろうが、帯には「心癒やされる一冊」とあるものの、その帯文はあまり相応しいとは思われない、読み応えのある一冊だった。 近頃再読したが、癒やしを求める人にも読んで欲しいというのも解らなくはない、続篇『世界の植物をめぐる80の物語』より素直で読みやすい文章だった。 柏書房の公式サイトにウクライナのマロニエとイタリアのヨーロッパハンノキの項のすばらしいサンプルがあるので、興味がある方はそちらで御確認なさるとよいでしょう。

Posted byブクログ

2020/04/18

ジュール・ヴェルヌの「八十日間世界一周」に倣ってロンドンから東へ、80の樹木をめぐる物語(名前の由来や生息地、他の生物との関係等々)。DaysをTreesに変更した題も洒落ています 。 ルシール・クレールの挿画がすばらしい。人物の描き方に少し癖があって、最初ちょっと違和感があり...

ジュール・ヴェルヌの「八十日間世界一周」に倣ってロンドンから東へ、80の樹木をめぐる物語(名前の由来や生息地、他の生物との関係等々)。DaysをTreesに変更した題も洒落ています 。 ルシール・クレールの挿画がすばらしい。人物の描き方に少し癖があって、最初ちょっと違和感がありました。各章の締めの一言がかなりぶっ飛んでいます。 セーブ・ブルーというニッケルを吸収する木がニューカレドニアにあって、植物のこれらの能力を使って汚染された土地を浄化する「ファイトレメディエーション」の技術が研究されているのを知りました。

Posted byブクログ