一富士茄子牛焦げルギー の商品レビュー
初夢が本当になり、餅が焦げない世界になる(笑) おとんと僕の関西弁の掛け合いが面白い、でも切なくほろりとくる。あとがきまでちゃんと読んでほしい。小学生から大人まで楽しく読める。おすすめ。
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軽快な関西弁でのボケとツッコミ。なのにほろりとするストーリー。 家族の温かさの中に切なさを含んでいて、涙がこぼれました。 小学生(高学年)から大人まで楽しめます。
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元旦の父と息子の会話から物語は始まる。 父の初夢は、牛みたいな茄子が出てきて、それに飛び乗って、富士山の山頂に行った“というもの。 ボケてツッコむ!関西弁で親子の会話が、軽快に繰り広げられる。 読み進めていくと、そんな会話から切なる願いや悲しみがにじみ出てきて、予想外の展開に胸が...
元旦の父と息子の会話から物語は始まる。 父の初夢は、牛みたいな茄子が出てきて、それに飛び乗って、富士山の山頂に行った“というもの。 ボケてツッコむ!関西弁で親子の会話が、軽快に繰り広げられる。 読み進めていくと、そんな会話から切なる願いや悲しみがにじみ出てきて、予想外の展開に胸がしめつけられた。 そうか、そういうことか。 それが分かると二人の軽快なやりとりも故意にそうしてるようで、読み手として見方が変わる。 卑怯なことはできないおとん。大切なものを守っているおとん。幸せを見逃さないように、見せてあげたい気持ち、親になるとよく分かる。 児童書らしい、ファンダジーとリアルが混じった、前向きになれる話だった。 子どもの時に読んでいたら、絶対に泣いてたと思う。 再読すると、ますますおとんの気持ちが伝わってきて、1回目とはちがう気持ちに。はー、切ない。 最後の一行がなんとも好きだ。
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