年賀状のおはなし の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
年賀状を出すのを去年で辞めてみた。 最後にその歴史を学んでみようと思い、この本を手に取った。 100枚以上の年賀状が、飛鳥時代から令和時代まで歴史と共に紹介されている。 江戸時代では判じ絵が使用されているものもあり、ユーモアがあって驚いた。 明治、大正時代のものが特に美しかった。個人的に好きなのは神坂雪佳という人がデザインしたもの。3〜4色の配色がオシャレで構図も面白い。 昭和初期のレトロで鮮やかな年賀状も可愛いし、目の保養になった。 通信技術・印刷技術の向上で日本の文化となった年賀状。本を読み終わる頃には、来年からもまた年賀状を書きたいな、という気持ちになっていた。
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