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孤高の箴言 の商品レビュー

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2020/02/10

逡巡する者は後れを取る。 躊躇する者は追い抜かれる。 そんな者達を尻目に、勇敢な前進者は前へ突き進む。 (引用)孤高の箴言、菊池翔著、幻冬舎メディアコンサルティング、株式会社幻冬舎、2019年、「092 勇敢な前進者であれ。」から一部引用 私は、まるで吸い込まれるように、本屋...

逡巡する者は後れを取る。 躊躇する者は追い抜かれる。 そんな者達を尻目に、勇敢な前進者は前へ突き進む。 (引用)孤高の箴言、菊池翔著、幻冬舎メディアコンサルティング、株式会社幻冬舎、2019年、「092 勇敢な前進者であれ。」から一部引用 私は、まるで吸い込まれるように、本屋で「孤高の箴言」という本を手にとった。この本は、エクシアの菊池翔氏が著したものである。この本は、一般のビジネス書にありがちな、菊池氏の生い立ちや会社の概要などの記述は全て省かれ、無駄な文章が一切ない。まるで詩集のように、ただ、菊池氏が自身の生きる指針を纏めたかのようである。 言葉は、どれもストイックで、厳しい競争に生き抜くためのものが並ぶ。 この本は、さらっと読み流すだけでは、何も得られない。 ゆっくりと噛み締めながら読み進めてみて、自分の仕事に対する姿勢と照らし合わせる。 そうすることで、新たな発見をすることも多々あった。 この本に出てくる言葉は、男性的で、しかも厳しいものが並ぶ。 しかし、一方で「休息を躊躇うな。」という文章も登場する。 「マインドフルネス」も話題になっているが、ストレスフルな現代社会において、時には、思考を停止し、体を休ませ、次のステージに移行することも必要なのだろうと感じる。 一番、菊池氏と共感した部分が、どの世界にも、他者に依存し、自分で答えが出せない人が多いということだ。 勇者は、自分で考え、前へ進む。 傀儡の生涯を望まなければ、それしかない。 傀儡の生涯を望むか。それとも否か。それを決めて行動するのは、自分自身であると、改めて菊池氏は教えてくれた。

Posted byブクログ