小さいコトが気になります の商品レビュー
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いろいろ確認。 女子高生のキーホルダーの確認は、最近自分もしていた。 そう、その大きなマスコットは、 それが私だ、 という自己主張でもあるわけで、 って思いながら、 自分もそんな時期があったなーとか…。 いろんなお店に入っていって、 そんな、気づいていないような無意識な確認作業がたくさんあるのかもしれない。 最後の言葉で、そうかってなった。 「気が済むが簡単に手に入るのがいいんだと思います」。 そっか、目的は気を済ますこと。 自分で自分の気を済まして、 そうやって毎日生きていくことができる。
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つくりおきの確認 境界の確認 買い物カゴの確認 猫の確認 人ん家の窓の確認 キーホルダーの確認 エンドロールの確認 カップルの確認 無印良品の確認 片付け本の確認 雨の確認 誕生日の確認 ↑自分もしちゃう小さな確認たち
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さほど必要ではない「確認」。この本を読んで、その小さい発見が、幸せの発見に見えた。きっとその確認の中には自分の「好き 」があって、それが見つけられるんだろうな。私もつい確認してしまってることやものを探してみようと思った。
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私の中にあるある確認の話があり、自分だけじゃないことに少しほっとしました。 ちょっとしたことでも気になり疲弊することも多いですが、この本のように楽しめたらいいなぁと思いました。
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メロンは高級品かあ! ミリさんの年代から見た視点はおもしろい 気になる事を「確認」と表すミリさんのセンスがおもしろい。鉢植えの確認や買い物カゴの確認は自分がされたら少し怖いような気もする。笑 京都駅の改札内の確認は私もしたい。京都行こう。
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初めて読んだ益田ミリさん。めちゃくちゃ読みやすいエッセイ。あー分かると思うことも分からん…と思うことも。もっと読みたいこの人の本。合間にゆるーい漫画が入ってるのも良かったです。
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「これ確認しておこう」「あれもちょっと気になるな」、日常のちょっとした気になることをまとめたエッセイ。 生きていく上で、絶対に確認が必要なわけではない。でも、確認すると気持ちが安らぐことって結構あると思うのです。 私の実感ではありますが、そういうものって年を取ると増えてきている気...
「これ確認しておこう」「あれもちょっと気になるな」、日常のちょっとした気になることをまとめたエッセイ。 生きていく上で、絶対に確認が必要なわけではない。でも、確認すると気持ちが安らぐことって結構あると思うのです。 私の実感ではありますが、そういうものって年を取ると増えてきている気もします。笑 本を読んでいていくつか共感できるものがありました。 例えば、こんなの。 ”新しい年のカレンダー 自分の誕生日が何曜日なのか、つい確認してしまうのでした”(抜粋) 誕生日の曜日を確認することはしないのですが、自分の誕生日を忘れてしまうんですよね。 年々、夫に誕生日のことを言われて気づく、みたいなことになってます。 自分の年齢も怪しくなってきている。笑 たまに「昭和〇年生まれの年齢は?」なんて検索したりしてます。 益田さんもこのように(以下)おっしゃってますが、本当にその通りですね。 ”自分の誕生日が何曜日なのか よく考えてみれば なんと平和な確認であろうか 確認しつづけられる 世であってほしいと 願わずにはいられません”(抜粋) また、年を取ると感じることの一つに、物事にはいつか終わりが来るんだよな、と思う事が多くなってきた気がします。 特に下記のフレーズは私自身、年々増えてきている実感があります。 ”「今年もなんとか見られた……」 もはや確認のように桜を見上げていたのだった 人生で、あと何回、桜が見られるだろう?”(抜粋) 今の仕事も、子供たちが子供でなくなることも、自分の命も。いつかは終わりがくるんだよなぁ。 時間とは、はかないものですね。 (毎日忙しいと忘れてしまうのだけれども) だからこそ、毎日を大切に過ごしていきたいものです。 こういった小さなものを確認できるのって、余裕がある証拠なのかも。ちょっと幸せを感じますね。
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日常生活でしている小さな確認作業に、 「あーそれそれ、私も確認している!」と思うところがたくさん。 その小さな確認を文章で読める感動と、綺麗な言葉遣いにほっこり心があたたまりました。
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送信メールの確認と雨の確認、すごく共感!自分が気づいていないだけで、実はいつも気にしてる小さいコトってたくさんありそう。
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日々の暮らしの中で出会う小さな気付き等について、「聞いてよ」「そうだよね」と友人と語り合うように語られる文体に癒されます。本書では著者の気になる小さなことですが、確認しないと落ち着かないようなものについて、著者自身の体験を書かれています。なんとなく気になることを、いつでも大丈夫と...
日々の暮らしの中で出会う小さな気付き等について、「聞いてよ」「そうだよね」と友人と語り合うように語られる文体に癒されます。本書では著者の気になる小さなことですが、確認しないと落ち着かないようなものについて、著者自身の体験を書かれています。なんとなく気になることを、いつでも大丈夫と、小さいことだからと、確認することを後回しにしてしまっていること。誰しもあるのではと思います。そして誰しもが実は無意識に確認を行っているのでは。そんな日常の確認行為について意識を向けることが、こんなに楽しいものなのだということに、改めて気付かされる楽しい読書でした。
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