WOMEN 女性たちの世界史大図鑑 の商品レビュー
白百合女子大学英語英文学科 箕輪先生お薦めの一冊です。 ~箕輪先生から~ 日本を含めた世界各地の歴史のなかの女性をテーマにしたオールカラーのヴィジュアル図鑑です。解説とともに、カラーの美しい写真図版がふんだんに掲載されており、イメージがしやすくなっています。私が高校生のときに一...
白百合女子大学英語英文学科 箕輪先生お薦めの一冊です。 ~箕輪先生から~ 日本を含めた世界各地の歴史のなかの女性をテーマにしたオールカラーのヴィジュアル図鑑です。解説とともに、カラーの美しい写真図版がふんだんに掲載されており、イメージがしやすくなっています。私が高校生のときに一番好きだった科目は世界史だったのですが、特に図説がすごく好きで暇なときにも眺めていました。女性の歴史をテーマにしたこんな図鑑を当時目にしていたら、さらに歴史に興味を持っただろうなと思います。 また、歴史を学ぶ意義を考えるうえで、ルーシー・ワーズリーが書いた序文の一節をご紹介します。 「本書の広い視点は、歴史がつねに<悪い>状態から<よい>状態へと進化していくと考えるのは愚かだということも、はっきりと物語っている。(中略)徐々によくなっていくこともあれば、悪くなっていくこともある。ただ、過去を学ぶことによって得られる一つだけたしかなことがある。それは、変化は可能だと信じることだ。「信念から現実までの道のりは遠い」と言ったのは、カスティーリャ女王イザベル1世である。しかし変化を生み出した女性たちについて学ぶことが、すべての出発点をもたらしてくれる。つまり、女性が存在し、重要な役割を果たし、これからも手本となっていくはずだという強い信念である。いまこそ、歴史のなかの女性たちが表舞台に一歩踏み出すときなのだ。」
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国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11449795
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いまの当たり前が当たり前ではなかった長き歴史を一気読み。本日3/8は、国際女性デー。いまの当たり前も、はじまったばかりの道の途中であることを思う。
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1 家父長制の誕生―紀元600年まで 2 純潔、敬虔、そして財産―600‐1500年 3 帝国の時代から啓蒙の時代へ―1500‐1800年 4 知識と権力―1800‐1914年 5 エンパワーメントの時代―1914‐1960年 6 ガラスの天井を打ち破る―1960年‐現在
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