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オーラリメイカー の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2024/08/26

このジャンル、ハードSFというのか。知らなかったー。読み始めてしばらくは状況を掴めなくてあわあわしちゃった。とはいえ、三体ほどの壮麗さやスケール感はないけど、面白かった。同じ作者の別の作品も読んでみたい。

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2023/08/12

ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作品 他短編1 『法治の獣』で星雲賞を受賞した春暮先生の単行本デビュー作 遠未来、知性生命体を求めて星系外へ拡散してゆくソラリアンを描くハードSF 硬質な手触りの宇宙観に萌えます この後「完全版」を拝読します どんな物語に成長しているのか楽し...

ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作品 他短編1 『法治の獣』で星雲賞を受賞した春暮先生の単行本デビュー作 遠未来、知性生命体を求めて星系外へ拡散してゆくソラリアンを描くハードSF 硬質な手触りの宇宙観に萌えます この後「完全版」を拝読します どんな物語に成長しているのか楽しみです 期待値MAX⤴︎

Posted byブクログ

2023/07/12

オ―ラリメイカー:壮大なスケールで物語が展開され、最初は理解するのに精一杯だったが、最後は何とかなった。星系のスケールで播種をめざす生命体のアイデアは昔からあるが、本能で播種を行う生命体とそれを観察する知性体というのは面白い。惑星間航行を容易にする惑星エレベータとか、恒星系を丸ご...

オ―ラリメイカー:壮大なスケールで物語が展開され、最初は理解するのに精一杯だったが、最後は何とかなった。星系のスケールで播種をめざす生命体のアイデアは昔からあるが、本能で播種を行う生命体とそれを観察する知性体というのは面白い。惑星間航行を容易にする惑星エレベータとか、恒星系を丸ごと船にするというアイデアは初めて知った。太陽系惑星まで、銀河系内、他の銀河で宇宙旅行の難易度は大きく違うのですね。ヤマトだとワープがあれば同じなのですが・・・ 虹色の蛇:稲妻の惑星での生意気な少年と外交官の話。誘雷樹と彩雲が見えるよう。短編アニメ向きのおはなし。 文庫本では改訂されているらしい。読まねば。

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2022/06/03

2022-06-02 「法治の獣」読んだ勢いでイッキ読み。 表題作はステープルドン的な超広大超タイムスケールの力作。ここで描かれた《連合》の行き着く果てと同じくらい、《知能流》の行き着くところも読んでみたい。 同時収録「虹色の蛇」は、ヴァーミリオンサンズを思わせる美しさが染みる。...

2022-06-02 「法治の獣」読んだ勢いでイッキ読み。 表題作はステープルドン的な超広大超タイムスケールの力作。ここで描かれた《連合》の行き着く果てと同じくらい、《知能流》の行き着くところも読んでみたい。 同時収録「虹色の蛇」は、ヴァーミリオンサンズを思わせる美しさが染みる。あれとは違って多分にウェットだけど。

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2021/01/28

惑星軌道を操作するほどの知的生命体がいるはずなのに、肝心の生命体がまったく見あたらない。 …というSFミステリかと思いきや、そこは意外にあっさり。 主題は、生命が生まれながらにもつ利己的と言える力強さ。 併録の短編も、広大な地平と鮮やかな彩雲がきらめく異星の情景描写がすてき。

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2020/12/16

遠未来の銀河系、ある恒星系を探査する5つの知的生命が何者かによって惑星の軌道が改造された形跡を発見する。ふたつの惑星軌道を3つ目の惑星が梯子のように結んで行き来する自然ではありえない状態。しかしこれを作り上げた知的生命はどこにも見つからず…。 というハードSF。第七回ハヤカワS...

遠未来の銀河系、ある恒星系を探査する5つの知的生命が何者かによって惑星の軌道が改造された形跡を発見する。ふたつの惑星軌道を3つ目の惑星が梯子のように結んで行き来する自然ではありえない状態。しかしこれを作り上げた知的生命はどこにも見つからず…。 というハードSF。第七回ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作(+短編ひとつ)。いかにもハード、といった趣で、設定盛り盛り。これは本当に楽しかった。 やっぱり異星知性を描くなら理解不能なのも出てこないとね! 銀河系全体を舞台に複数の非地球型生命をバリエーション豊かに描写しつつのラストの果てしなくロマンチックなさまが美しいです。 平録の短編も良かった。美しい彩雲が目玉の観光惑星でガイドをする男の話。 図書館のスタンプによれば20年3月購入のようだけど、どう見ても誰も開いてない新品のような本でした。まあSFだしね…そんな本でも入れてくれる市行政に感謝。

Posted byブクログ

2019/11/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

第7回ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作。特別賞受賞作『天象の檻』と同時刊行。 如何にも、と言ってしまうと語弊があるかもしれないが、非常に『ハヤカワっぽい』受賞作だった。本作が持っている寂寥感は独特のものだと思う。

Posted byブクログ