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大天使はミモザの香り の商品レビュー

3.3

10件のお客様レビュー

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2021/05/29

作中に出てくるクラシックの楽曲を聴きたくなる作品。しかし、音楽経験がない人は読む際にかなり苦戦するのでは、? トリックははっきり言ってわかりやすかったが、話題の運び方からとても気持ちをハラハラさせられてとても楽しめた。 拓人がアマチュアとはなんぞやということをズバッというシーンが...

作中に出てくるクラシックの楽曲を聴きたくなる作品。しかし、音楽経験がない人は読む際にかなり苦戦するのでは、? トリックははっきり言ってわかりやすかったが、話題の運び方からとても気持ちをハラハラさせられてとても楽しめた。 拓人がアマチュアとはなんぞやということをズバッというシーンが1番のお気に入り。 登場人物のキャラがかなり立っていてとても面白い。

Posted byブクログ

2021/03/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

呪文のようなクラシック音楽用語は まぁ分かる方なので理解が深まるかなーと思ったけど やっぱりミステリーなので コナンくんが出て来そうだなぁという感じで読み終わっただけでした(^_^;) 後半メイン人物が集まって キター!的な展開にはなるけど ミステリー読み慣れてないので ストーリーに乗り切れない(^_^;) 高校生の拓人くんのキャラ設定は とても面白くってよかったです 夜中まで帰ってこなくて 翌日筋肉痛で頑張ったのかな 優秀だからやり切ったかな(^_^)

Posted byブクログ

2020/10/21

ヨーロッパの小国の大公が持ち込んだ時価2億のヴァイオリンが消えた。 事件に巻き込まれたアマチュアオーケストラの地味なベテラン女性と天才少年のコンビの活躍を描くライトミステリ。 少年の無自覚な才能、ヴァイオリン消失、ローマの休日など全体的にいまいちかみ合ってない気はするが、光子の心...

ヨーロッパの小国の大公が持ち込んだ時価2億のヴァイオリンが消えた。 事件に巻き込まれたアマチュアオーケストラの地味なベテラン女性と天才少年のコンビの活躍を描くライトミステリ。 少年の無自覚な才能、ヴァイオリン消失、ローマの休日など全体的にいまいちかみ合ってない気はするが、光子の心情はよくわかる。アマオケの内情の話は面白かった。

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2020/09/30

なんとしてでも手に入れる、その気持ちは悪くはないのだろうけど、誠意を持って相手に話してみるというのもアリじゃないのだろうか? ま、それじゃ物語にならないけどね。

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2020/06/28

拓人と光子のW主人公かと思ったら後半拓人の影が薄くて残念。知らない大人たちにも物怖じせず、とっさに実家の宣伝もできるいい子なのに(笑) フランスの隣の小国から来日した超高額ヴァイオリンをめぐるミステリ。

Posted byブクログ

2020/03/01

ミステリー要素は薄く 2時間ドラマを見ているような展開。 拓人が超絶演奏をするのかと期待したが そんな事はなく終了。

Posted byブクログ

2020/01/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

お初の作家さん。期待して読んだのだが、ちょっと残念だったかなぁ。拓人の存在意義がいまいち。せっかく組ませたのにあんまり絡んでないよね。光子を大公とムダにローマの休日させるくらいなら、もっとオケの練習とか、アマチュア楽団ならではのあるあるとか音楽的な絡みを前に出してほしかった。ヴァイオリンを題材にしてる割にそこらへんが薄い。

Posted byブクログ

2020/01/13

高野史緖はJコレで読んだことあるけど、その後はカラマーゾフも含めて読んでない。 これも、トリガはカバーアートで、それほど期待せずに読んだのだけど、可も無し不可も無し、かな。 しかし、デューン・スナオカには脱力感が(苦笑)

Posted byブクログ

2019/12/28

ヴァイオリンの世界的名器「ミモザ」の消失事件を巡るミステリ。音楽界の物語ではあるけれど、アマチュアの世界を舞台にしているからかとっつきやすい印象です。ちなみにアマチュアは「愛好」の意味なんですね……なるほど。だからか音楽に対する愛情は感じられる印象。クラシックなんて堅苦しくって面...

ヴァイオリンの世界的名器「ミモザ」の消失事件を巡るミステリ。音楽界の物語ではあるけれど、アマチュアの世界を舞台にしているからかとっつきやすい印象です。ちなみにアマチュアは「愛好」の意味なんですね……なるほど。だからか音楽に対する愛情は感じられる印象。クラシックなんて堅苦しくって面白くない、と思っている人にはちょっと読んでほしいかなあ。 ライトな読み口でさくっと読めます。光子のキャラがいいなあ。ところどころで冷静に入る突っ込みにくすりとさせられました。自己評価が低くて自信がない、ってのは一見生きにくそうなんだけれど。そんな自分もきちんと認めて方向性を持っている彼女は、実はかなり強い人間だよね。 しかしミモザがそんなところにあっただなんて……! いや、世間的な評価っていったい何なのよ、って思ってしまいました(笑)。でも実際そんなものなのかもなあ。

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2019/11/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

高野史緒の最新作。 『ムジカ・マキーナ』の単行本を偶々買ったのがこの人との出会いであった……が、乱歩賞作家になっても寡作なのは変わらないところが切ない。 新作はヴァイオリンの名器を巡る、ちょっとドタバタの入ったコメディタッチのミステリ。昔、中央公論新社のC☆NOVELSから出ていたシリーズを思い出した。久しぶりに読み返したいが、何処に仕舞ったことやら……あれも文庫にしてくれないかなぁ。

Posted byブクログ