ニューQ(ISSUE 02) の商品レビュー
エレガンスというタイトルにはしないほうが良かったのでは、、、 冒頭の対談ではエレガンスが出てくるけども、この対談により、エレガンスという言葉が、中里さんという方のかなり個人的な言語化されてない感覚であり(それ自体は全く問題ないし、そのエレガンスわかる!と思うんだけど)、そのエレ...
エレガンスというタイトルにはしないほうが良かったのでは、、、 冒頭の対談ではエレガンスが出てくるけども、この対談により、エレガンスという言葉が、中里さんという方のかなり個人的な言語化されてない感覚であり(それ自体は全く問題ないし、そのエレガンスわかる!と思うんだけど)、そのエレガンスであれば、それ以上は語れるものではない、というどん詰まりから本が始まるので、その先、エレガンスとかいう言葉の追求には全く魅力を感じない。 中里さんのエレガンスって、日本のひとつの時代、もしくは世代を、別の時代に別の世代がみたときに、現代と分断した美学を見出しつつも、自分の幼少期にその陰が忍び込んでいるので懐かしさも感じてしまう、そういうのを象徴する言葉だもん それを追求するなら、そこに注目するしかないのでは でも、それ以降はその意味のエレガンスは完全放置だし、そもそもこじつける程度にしかエレガンスは出てこない 概念工学は、そういう考え方あるんだなと知れて面白かったですが、これ、エレガンスなんだっけ? デッドパンもエレガンスじゃなくない?エレガンスの対極ですよね、デッドパン、、、 あと、デッドパンで出てくる写真があんまりデッドパンじゃない、、、。 写真としては嫌いじゃないけど、全然デッドしてないし。日本の景色でのデッドパンって難しい。日本は、温暖湿潤なので、基本的にどこでも湿度に満ちてて、しっとりしてしまう。 最後の物理学者とアーティストのやりとりなんかは面白いけども、この雰囲気面白くない?を超えてこない。何故って、ごめん、これ理解できなくない? 内輪受けをそのまま出されても、、、編集部もよくわかってないですよね? ソーカル事件を経た現代において、こういうのを丸投げする姿勢はどうなんだろう? ニューQというのなら、この内容をちゃんと問わなければいけないのでは? またもや最後にノリになってる感じが残念 なんか、色々と残念、、、 あと、82ページの段の組み方が凄い 読むのに迷子になった 哲学論文紹介は面白かった 哲学お悩み相談も意味がよくわからん 最終的に出てくる映画らしさが、まったくもって、、、 ここで問われた映画らしさ、って、例えば2時間ドラマと2時間映画の間にある映画らしさ、ですよね ここの答えで出てくる映画らしさって、映像のもつ性質でしかないので、これってドラマと映画の差を言えないですよね? うーん、、、めちゃくちゃっすわ
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エレガンスってなんだろう。 きっと過不足ない状態、芯が通っている状態、完成されている状態なんだろうな。 それよりも概念工学について、なるほどと。 概念工学って言葉にならない現象を扱いやすくすることで、それってとても有益(たとえばセクハラのような) 何か仕事をしていく上で不可欠な要...
エレガンスってなんだろう。 きっと過不足ない状態、芯が通っている状態、完成されている状態なんだろうな。 それよりも概念工学について、なるほどと。 概念工学って言葉にならない現象を扱いやすくすることで、それってとても有益(たとえばセクハラのような) 何か仕事をしていく上で不可欠な要素に思う。 もうちょい、広範な、エレガンスに対しての深い考察があるとよかった。冒頭の対談のみエレガンスについて語っていたが、対談というよりもほぼ一人語りだったので。
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エレガンス、上品さって「これでいいのだ」という(パチッとパズルのピースがはまったような)必要十分を見つけたことによる余裕にあるのだと思った。「開き直りの美学」って言葉も面白い。
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