小さな場所 の商品レビュー
理由はわからないけど、なんか読み進めてしまう。 東山作品。 少年は大人になった時どこにいるんだろ。
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台湾のタトゥーの店が多い商店街で暮らす男の子の暮らしの物語。いろんな人がいる。ニン姐さんかっこいい。
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小学3年生のぼくが語る物語も良かったけれど、「天使と氷砂糖」で垣間見えた高校生のぼくの物語ももっと読んでみたいなと思った。
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台湾の紋身街に住む小学生の視点から 様々な人間模様を見つめる物語。 彫り師、探偵、タピオカ店主、ヘタレなヤクザ… 小さな街の中に多様な世界観。 そんな中で自分とは?大事なものとは?を考えされました。 小学校の先生でラッパーのフオミンダオの言葉が心に残る。 「自由とは孤独のこ...
台湾の紋身街に住む小学生の視点から 様々な人間模様を見つめる物語。 彫り師、探偵、タピオカ店主、ヘタレなヤクザ… 小さな街の中に多様な世界観。 そんな中で自分とは?大事なものとは?を考えされました。 小学校の先生でラッパーのフオミンダオの言葉が心に残る。 「自由とは孤独のことだよ。自由でいたいなら孤独を恐れちゃだめだ。理解されないことを恐れちゃだめだ。」
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台北の片隅の猥雑な横丁。ここが世界の全てと思う少年と、ダメすぎるけど悪党にもなりきれず憎めない大人たち。回顧形式で描かれているので少年期の懐かしさも感じるけど、実在の地名や人物やイベントも登場するので、台北の現在も感じさせられるし、実際歩いた町並みと一緒に物語の光景が思い浮かぶ。...
台北の片隅の猥雑な横丁。ここが世界の全てと思う少年と、ダメすぎるけど悪党にもなりきれず憎めない大人たち。回顧形式で描かれているので少年期の懐かしさも感じるけど、実在の地名や人物やイベントも登場するので、台北の現在も感じさせられるし、実際歩いた町並みと一緒に物語の光景が思い浮かぶ。市井の人々のままならぬ人生も語られ、ちょっとしたハードボイルドさもあって良い。
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AERAの台湾旅行特集で東山彰良さんの台湾エッセイが掲載されていて、それが良かったので本書を読んでみた。が、ハードボイルド的なタッチであまり好みではなかった。
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現実的な天橋上的魔術師みたいだった。台北って本当に世界の縮図みたいなところだなって何度も思ったな、ってこの本読んだら思い出した。
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「ウマが合う」ということなのか…… 読んでいて、とても気持ちの良い物語。 舞台も登場人物も、各エピソードも、全くストレスを感じさせないまま、終わってしまった。 それでいて、各編に込められたメッセージは、確実に届いている。 主人公小武と紋身街の人々は、いつでも精一杯に生きている...
「ウマが合う」ということなのか…… 読んでいて、とても気持ちの良い物語。 舞台も登場人物も、各エピソードも、全くストレスを感じさせないまま、終わってしまった。 それでいて、各編に込められたメッセージは、確実に届いている。 主人公小武と紋身街の人々は、いつでも精一杯に生きている。 六話だけでなく、続けてまた会いたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ちょっと前の日本でもありふれた光景みたいですが、台湾ではスマホの現代でもこんな感じなのでしょうか。ちょっと乱暴だけれど、芯は通っていた時代。日本にはもう帰ってこないのでしょうか。。。漢字のセリフが面白いです。
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連作短編6編 台湾の刺青街の下町の食堂の9歳の小武,黒い白猫を可愛がる刺青師のニン姐さん,骸骨のような探偵さんなど個性豊かな人々に囲まれまた観察し考え行動する.また,しゃれて含蓄ある会話が本当に面白い.「人間ってのは死んだら迷惑だし,生き返ったらもっと迷惑なんだな」なんて最高.カ...
連作短編6編 台湾の刺青街の下町の食堂の9歳の小武,黒い白猫を可愛がる刺青師のニン姐さん,骸骨のような探偵さんなど個性豊かな人々に囲まれまた観察し考え行動する.また,しゃれて含蓄ある会話が本当に面白い.「人間ってのは死んだら迷惑だし,生き返ったらもっと迷惑なんだな」なんて最高.カエルの作文も良かった.
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