初めてのGraphQL の商品レビュー

エバ・ポーセロ(著者),アレックス・バンクス(著者),尾崎沙耶(訳者),あんどうやすし(訳者)

2022/03/12

https://n3104.hatenablog.com/entry/2022/03/12/141133

2020/08/08

GraphQL本としてこの本以外に日本語では見当たらなかったので購入。
どうしてもGraphQLというとApolloに引っ張られる印象があるけれど、前半は適度に距離をおいてくれていたので入り込みやすかった。

これ一冊で仕事に使うのは厳しいけれど導入には適していると思う。

ちなみに、リンク先としてGraphQLのクエリを試せる箇所などの記載があるが、一部リンク切れしている。

2020/02/18

# 書評☆3: 初めてのGraphQL | 貴族のための効率的な最新Web API

## 概要
- 書名: 初めてのGraphQL
- 副題: Webサービスを作って学ぶ新世代API
- 著者: Eve Porcello and Alex Banks
- 出版日: 2019-11-11
- 読了日: 2020-02-18 Tue
- 評価: ☆3
- URL: https://book.senooken.jp/post/2020/02/25/

## 評価
Web APIについて調べている際に読んだ1冊だ。

REST APIよりも効率的な新しいWeb API方式のGraphQLについて書かれている。

最初にREST APIの欠点とGraphQLの利点について説明した後，基本的な概念をグラフ理論を元に説明し，実際にGraphQLのサーバーとクライアントをJavaScriptで開発するところまで説明している。

GraphQLがどういうものかというところを手短に具体的に書いてあり，悪くはなかった。

ただ，GraphQLはまだそこまで普及しておらず，現時点で使う人は貴族だろう。

効率的で利点があるのはわかったが，周りが使うかというのはまた別の話だ。

そういう意味で，自身の社会的身分に余裕がある貴族向けの内容だった。

## 結論
GraphQLというものがどういうものかを知るには悪くない本だった。

実際にGraphQLを使って何かする際にまた読みたいと思った。

現時点ではまだあまり必要に思わなかったので，軽く読み流して終わった。

2020/01/14

GraphQLのみを扱った入門書に適切なものがないので全体像を分かりやすく理解するのにちょうどよかった。前半の概念や説明はやや冗長だし、説明が前後するので改善の余地があるかも。実際のプロダクトですぐにハマりそうなポイントまでは網羅できているので、触り始めてすぐぐらいに読む本としてちょうど良いかもしれない。

2019/11/29

HTTP APIの歴史を振り返ってなぜいまGraphQLなのかの前置きから、スキーマファーストで設計してからのサーバ・クライエント実装サンプルの紹介。
サンプルに使われるApolloの出来がよさそうなのと、他にもRelayやAppSyncといった選択肢が紹介されておりエコシステムが育ってきてるんだなと感じました。