マーケティングのデジタル化5つの本質 の商品レビュー
仕事の勉強のために購入した一冊。デジタルマーケティングの入門書としてはわかりやすい。 デジタルマーケティングとは単純にWeb広告を打つなどの媒体のデジタル化ではなく、マーケティングプロセスの最適化のことを指す。本書ではデジタルマーケティングの本質を5つ取り上げているが、中でも3つ...
仕事の勉強のために購入した一冊。デジタルマーケティングの入門書としてはわかりやすい。 デジタルマーケティングとは単純にWeb広告を打つなどの媒体のデジタル化ではなく、マーケティングプロセスの最適化のことを指す。本書ではデジタルマーケティングの本質を5つ取り上げているが、中でも3つ目の「事前のプランを実行する」から「運用して最適化する」という考え方が重要だと感じた。これまでのマーケティングではある程度プランを立ててから商品を宣伝し、ある期間が終わってからその効果を測るという手法を用いていたが、データドリブンマーケティングでは「リアルタイム」で施策と結果を相関させなければ意味がない。一度打ち出した施策をリアルタイムで見張り、どこが伸びていてどこに調整が必要かを理解することで、最適なアプローチをとることができる。これこそリアルタイムでデータが入手できるから実行すべきだと感じた。 後半ではもっぱらDMPについての説明と今後の可能性についてだった。DMPをきちんと活用できれば、これまでマーケターが利用していた指標やペルソナ(年代、性別、デモグラなど)ではなく、ピンポイントでどのような人が自社の商品を購入したいかについて知ることができる、という点が面白かった。
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企業のデータ活用(デジタル化)でありがちな失敗例とあるべき考え方をまとめた本。データサイエンティストやアナリストよりはマーケティング担当者、経営者がデータドリブンな組織体制を考えるときに読んでおくと良さそうな印象。以下メモ。アナログ事業のデータ活用が本丸、事前プランありきで運用で...
企業のデータ活用(デジタル化)でありがちな失敗例とあるべき考え方をまとめた本。データサイエンティストやアナリストよりはマーケティング担当者、経営者がデータドリブンな組織体制を考えるときに読んでおくと良さそうな印象。以下メモ。アナログ事業のデータ活用が本丸、事前プランありきで運用ではなく運用しながら最適化、データ活用は顧客理解のために無闇に集めればいいわけでなく最終的な施策を見据えて。Digitally Native Vertical Brand(DNVB)はファネルではなく円筒モデル。
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データは溜めてから利用方法を考えるのでは無く、あくまでも目的を達成する為に活用できるツール。 誰に何をどうやって届けたいか、結果どのような事が導き出せるか、導き出したいか。 その為に、事前準備の仮説設計と取得出来るデータの環境整理を両軸で実行する事で、初めてデータドリブンでのプロ...
データは溜めてから利用方法を考えるのでは無く、あくまでも目的を達成する為に活用できるツール。 誰に何をどうやって届けたいか、結果どのような事が導き出せるか、導き出したいか。 その為に、事前準備の仮説設計と取得出来るデータの環境整理を両軸で実行する事で、初めてデータドリブンでのプロセス改革が実現される。 その為のDMP準備であり、MAの運用も結果、アナログ施策への転換や他領域への更なる利活用がもたらされる。
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