思い出とひきかえに、君を の商品レビュー

柴野理奈子(著者)

2024/10/02

直接「すき。」が言えない。そんなもどかしさがリアルの恋愛ぽいと感じました。
思い出を引き換えに……
思い出の品を捨てる。すごい勇気のいること。
思い出の品を捨てる代わりに願いを叶えられる。
大事な思い出、捨てたくないな。
でも、好きな人の願いを叶えられるなら、、！
みなさんは自分の思い出の品を捨て、代わりに願いを叶えられると言われたらその品を捨てられますか？

2023/05/29

願い事やそれ以上の幸せを望んで思い出を手放しても、小さな思い出が積み重なることによってそれ以上の感情が感じられるということを感じさせられた。思い出を失ってまでもお願いしても今までの思い出がなくなる方が辛いことがわかった。

2021/04/08

学生あるある､､
今まで読んできた恋愛（青春）小説に出てくる主人公の高校生男女は、考え方や物事の見方が大人びてて、どこか子供らしさを忘れてるところがあったけど、この作品では現実世界のjk.dkらしいどこか考えや行動に幼さ・軽さがあるなと思いました。
でもその分捻りがなかったです､､

2021/03/28

表紙のイラストの方が好きな人から聞き、読んでみたくなりました。
目立たない女の子が密やかに人気者の男の子に想いを寄せていて、2人の間にはささやかな交流があり、かわいらしい大切な思い出を持っています。
彼のためにとその大事な思い出をひきかえにする様子にはハラハラ、イライラさせられました。

2021/02/22

好きな人の為に大切な思い出を売るひまり。売るかどうか悩んだんだろうけど、結構あっさり決断しているように見えて心配になる。もう少し考えた方が...。と、言いたくなるほどに。そこまで陸斗のことを好きだと思えるのは幸せだと思うけど。思い出を失うことや、それで起こるすれ違いに対する怖さより、陸斗のことを考えたひまり。失ったもの以上に大切な思い出をこれから作っていけるといいな。と思った。