クローバーナイト の商品レビュー
道徳の教科書みたいな印象。話題となっている問題を取り上げて、多様性に気付かせて、視野の狭い人間をかませ犬にしてという感じ。 一応、共働き3人子育て中ですが、極端な例が多く共感できなかった。 あと、道徳の教科書的にいい例としてでてくるエピソードも疑問がいっぱい! 保育園のお迎えに来...
道徳の教科書みたいな印象。話題となっている問題を取り上げて、多様性に気付かせて、視野の狭い人間をかませ犬にしてという感じ。 一応、共働き3人子育て中ですが、極端な例が多く共感できなかった。 あと、道徳の教科書的にいい例としてでてくるエピソードも疑問がいっぱい! 保育園のお迎えに来たパパに、浮気心配じゃないの?女として構ってあげてる?とかいうママ友、ドン引きですけど… 親子あわせて10人以上来てそうな、手作り唐揚げ等々並べたホームパーティ、十分大変だって。ぜんっぜん気楽じゃないー。食べ盛りのうち、唐揚げ2キロ揚げるだけで1時間半はかかるけど。人数分の料理作るの何時間かかるんだろう。持ち寄りならまだしも…。
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保育園に通う娘とその両親の物語。家族の周りで起きる小さな謎を解くというミステリー仕立てになっている。 保活やママ友の付き合いなどが描かれていて今は色々大変だなぁと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
おもしろかった。 自分にはまったくわからない世界だったけれど。 保育園、お受験。なんだかドキュメンタリーな気分で読みました。 裕&志保。とてもいい夫婦だし、気持ちがいい。 それに莉枝未ちゃんと琉大くん。家族というチームなんだ。 とても素敵な物語でした。
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子育て世代に多く共感が得られるようなストーリー。私の場合、保活はたしかに園探しはいろいろと気を揉んだけど、ここまでじゃなかったなぁ。お受験の話も、都会にはこんな人達がいるんだ…いやぁ無理…。子育て中の私でも知らない子育て世代の苦労があるんだなぁとちょっと他人事のように感じたところ...
子育て世代に多く共感が得られるようなストーリー。私の場合、保活はたしかに園探しはいろいろと気を揉んだけど、ここまでじゃなかったなぁ。お受験の話も、都会にはこんな人達がいるんだ…いやぁ無理…。子育て中の私でも知らない子育て世代の苦労があるんだなぁとちょっと他人事のように感じたところも。志保と実母の関係性は自分にも少し似たようなところがあり、子育て経験者はみんなどこかしらに共感しながら読める本だと思う。
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都心に住む裕福な子育て世代には 共感される内容かもしれません 本質ではないけど、少子化の一因を見た気がします
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子育て世代には刺さるのかもしれないけど、自分にはピンとこなかった。 最後まで読んだら30代ママ向け雑誌で連載されていた作品とのことで、「やはり自分はターゲットではなかったんだな」と納得した。
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子育て世代のパパの物語。 10歳と6歳の子育て真っ最中なので、ピッタリだと思い軽い気持ちで読み出した本書。 いやこれはパパが頑張る姿を描いた物語ではなく、女性がいかに複雑怪奇な世界で生きているかを、世ののんびりした思考の男たちに指導するために書かれたのではないかと思える。 そこそ...
子育て世代のパパの物語。 10歳と6歳の子育て真っ最中なので、ピッタリだと思い軽い気持ちで読み出した本書。 いやこれはパパが頑張る姿を描いた物語ではなく、女性がいかに複雑怪奇な世界で生きているかを、世ののんびりした思考の男たちに指導するために書かれたのではないかと思える。 そこそこ家事分担してるし子育て参加してるし…と思ってたが、実は何も知らなかったんだと思い知らされた。 いやちょっとショックですね。
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子育て中の若い夫婦を軸に日々のちょっとした出来事の話だった。自分にとっては子供が幼い時はこんな感じだったか、あっ時代が違うかと思ったり懐かしく思うところもあった。今時の共働き夫婦はこんな感じなんだなー自分はもう姑に近い感覚なのかも。共感できた話は最後の『秘密のない夫婦』。母親と娘...
子育て中の若い夫婦を軸に日々のちょっとした出来事の話だった。自分にとっては子供が幼い時はこんな感じだったか、あっ時代が違うかと思ったり懐かしく思うところもあった。今時の共働き夫婦はこんな感じなんだなー自分はもう姑に近い感覚なのかも。共感できた話は最後の『秘密のない夫婦』。母親と娘の確執もありそこは裕がいい働きをするけど実際ここまで言える旦那はいるかなーとも思っちゃう。核家族も幸せを守るのは大変なんだなー
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辻村深月は私が言語化できないモヤモヤした気持ちをいつも表現してくれるので、読んでいて気持ちが良いし、知らないストーリーを読んでいるはずなのに自分のことが分かったような気にさせてくれる。今回は子育てについて。 何かとラベルを貼られがちな女社会においても、「みんなそれぞれ頑張ってい...
辻村深月は私が言語化できないモヤモヤした気持ちをいつも表現してくれるので、読んでいて気持ちが良いし、知らないストーリーを読んでいるはずなのに自分のことが分かったような気にさせてくれる。今回は子育てについて。 何かとラベルを貼られがちな女社会においても、「みんなそれぞれ頑張っていてそれぞれの正義や事情があるんだよ」ということを随所に感じた。辻村深月は多くの本で、こうした色んな立場の心情に触れることが多くとても優しさがいつも伝わってくるし、幼少期に結構苦労されてきた方なのかなと勝手に思っている(違ったらすみません)。 最後の秘密のない夫婦は、母と娘の微妙な関係についての言語化が素晴らしく唸った。自分にもとても当てはまることだったので、何故かお悩み相談を読んでいるような気持ちにさせてくれて心が晴れた。 5つの話、それぞれミステリー要素もありながらスイスイと読めてとても面白かった。
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いい家族だなー!!志保みたいな母親になりたいし、裕みたいな旦那さんがいてくれたらいいなって思う。 辻村深月はどの作品でも丁寧で小さな伏線もあって、その時によってよい感情とか悪い感情が揺さぶられるのが好き。
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