くらげが眠るまで の商品レビュー
木皿泉さんのドラマは好きです。 イッセー尾形さんと永作博美さんが夫婦役のワンシチュエーションドラマ「くらげが眠るまで」、とても観たくなりました。 シナリオだけでも面白くてじんわりくるのに、このおふたりの空気ではどうなってるのか…気になります。 おかしみと寂しさと、でもやっぱり誰か...
木皿泉さんのドラマは好きです。 イッセー尾形さんと永作博美さんが夫婦役のワンシチュエーションドラマ「くらげが眠るまで」、とても観たくなりました。 シナリオだけでも面白くてじんわりくるのに、このおふたりの空気ではどうなってるのか…気になります。 おかしみと寂しさと、でもやっぱり誰かといるのいいのかもな、となる空気が好きでした。クラゲも良いです。
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じわーっと。 あったかい夫婦二人のやりとり。 年下奥さんの方がどーんと構えた感じで、バツイチ年上夫のおたおたする愛がかわいい。 お義母さんもいい。 最後泣きそうになる。
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バツイチ年上のノブ君としっかり者のオクサン、ある年の差夫婦の会話で構成されたシナリオ。 時にはコントのように時にはシリアスに、結局最後は妻が怒る夫婦の流れはお約束w オクサンの「ノブ君は、私にとって 唯一の贅沢であり、趣味だから」の趣味の部分は何となくわかる気がするな。だいたいわかってるつもりの相手でも、たまに驚く習慣や行動の発見があってまだまだ観察がやめられない。 「どんな状況でも人は幸せになれるということを証明するために、これからも書きつづける」という木皿さんの言葉は、日々に立ち向かう勇気を与えてくれる。
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イッセー尾形さんと永作博美さんが演じる、木皿ドラマのシナリオ本。 演技派俳優の二人芝居、しかもシナリオは木皿泉、とくれば面白いに決まってる。 10歳以上も年上なのにちょっと頼りないバツイチ夫・ノブ君としっかり者のオクサン・杳子。 出町家のリビングダイニングで日々繰り広げられる、夫婦のコミカルなやり取りがとても心地よい。 夫婦の日常会話にクスッとなったりニンマリしたり。 分が悪くなるとペットのクラゲにグチるノブ君も可愛い。 時折口喧嘩もするけれど(優勢はもちろん杳子さん)、とっても仲良しの二人が読み手を笑顔にしてくれる。 ドラマ全体のゆるくてほわーんとした雰囲気が、水中をぷかぷか漂うクラゲのよう。 木皿作品やっぱり好きだな、と改めて思った。 『あとがき』で木皿さんが幸せについて書いておられる。 「スロットルマシンのように、全部そろわなければ幸せになれないなんてウソである。人から見て欠けているものがあったとしても、私たちは幸せになれる。またまた無理しちゃって、と言いたい人は言えばいい。だって本当のことだから」 これだから木皿作品は止められない。 「どんな状況でも人は幸せになれるということを証明するために、私たちは、これからも同じようなことを書きつづけると思う」 『あとがき』をこう締めくくった木皿さん。 私も読みつづけると思う。
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バツイチ夫と一回り下の妻のヘンテコほんわかな会話のお話 というか、イッセー尾形と永作博美によるシチュエーション・コメディドラマの脚本 木皿泉の初期作品で「すいか」より前というのは驚き 昔からアノ木皿泉テイストは変わらないんだなぁ 新作だと言われても違和感はない 沓子さんの性...
バツイチ夫と一回り下の妻のヘンテコほんわかな会話のお話 というか、イッセー尾形と永作博美によるシチュエーション・コメディドラマの脚本 木皿泉の初期作品で「すいか」より前というのは驚き 昔からアノ木皿泉テイストは変わらないんだなぁ 新作だと言われても違和感はない 沓子さんの性格というか、物事を深刻にさせない持って行き方がいいな 元妻との思い出を勘違いするところの落とし所とか 信之が仕事を持ち帰って一人で夜にしてた事のすれ違い会話とか 沓子さんがお見合いで振り袖着てるところとか あと、信之のお姉さんが訪ねてきたときの真相もいいなぁ 滅亡するする日に誰と一緒にいたいかとういうね 今の僕は誰だろうね? なんか、結局一人で過ごしてる気がしないでもないけど…… そして一番いいのが、沓子さんの手紙ね ほんと、こんな夫婦になりたかったなぁ…… 解説のミムラもよい 富士ファミリーに出てたけど、そんな昔から木皿泉のファンだったんだなぁ もう連続ドラマの脚本は書かないんだろうか? 単発ドラマでもいいから木皿泉脚本のドラマ見たいなぁ
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ほぼ二人の会話だけ。 ドタバタしながらも、二人の心情が少しづつ明かされ、二人の絆を強めていく。 お互いに分かっていない部分を残しながら、お互いを見つめ、頼り頼られ、一緒に生きていく。 映像は見ていないので、ぜひ見たい。
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木皿泉さんの初期作品。 1998年~1999年にスカパーで放映されたドラマのシナリオが20年の月日を経て河出文庫で出版される。 イッセー尾形さんと永作博美さんが歳の離れた夫婦を演じた。 舞台となる場所はふたりの家のリビングのみのワンシチュエーションコメディ。 主にふたりの会話...
木皿泉さんの初期作品。 1998年~1999年にスカパーで放映されたドラマのシナリオが20年の月日を経て河出文庫で出版される。 イッセー尾形さんと永作博美さんが歳の離れた夫婦を演じた。 舞台となる場所はふたりの家のリビングのみのワンシチュエーションコメディ。 主にふたりの会話の妙で笑わせ、ほっこり、胸がぽ、ぽ、ぽ、とあたたかくなる。 解説は女優で本も出している美村里江さん。 自身は女優デビュー前から熱心な木皿ファンで、デビューしてからも「いつか木皿作品に参加すること」を目標にしていたそう。 しっかりと分析された解説を書かれている。 ネタバレになるから書かないが、第十二話の妻が夫に送ったメモがいい。 理想の夫婦だわ~。
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