SDGsぬまっち式アクション100(1) の商品レビュー
小学生向きに書かれたSDGs入門書。3巻のうちの第1巻・学校編(第2巻は「まち編」,第3巻は「家族編」である)。 小学校の教諭が著書なので,ほんと,学校の中での身近なことからはじめられるSDGsの取り組みが書かれていて,「なんだ,これでいいのか」と安心することだろう。SDGs...
小学生向きに書かれたSDGs入門書。3巻のうちの第1巻・学校編(第2巻は「まち編」,第3巻は「家族編」である)。 小学校の教諭が著書なので,ほんと,学校の中での身近なことからはじめられるSDGsの取り組みが書かれていて,「なんだ,これでいいのか」と安心することだろう。SDGsと聞くと,なとなく大上段に構えて,取り組みにくくなる気がするが,ここに出ているものならば,今からでもできる。そして,その行為が世界のどこにつながっているのかを考えることで,次の学習のステップへと進んでいけるだろう。 例えば,鉛筆にちゃんと名前を書く。名前が面倒ならば,自分独自のマスキングテープを貼る。こうすることで,もし落とし物をしても,ちゃんと本人に届く。鉛筆を大切に使うことは,12番「つくる責任,つかう責任」,15番「陸の豊かさも守ろう」につながる…とまあ,こういうわけである。 学級担任ならば,教室に本書を置いておいて,どの例ならクラス(学校全体)でも取り組めそうか,話し合うだけでも,有意義な時間になりそうだ。第2巻,第3巻も読んでみたい。
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このテーマに関して、具体的に小学校でできることを列記してくれている、とてもありがたい本です。 学校は、買い!! 2021/03/03 更新
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