ひとりで生きていく の商品レビュー
エッセイってある意味、自分のありのままをさらけ出すものだと思っている。 (勿論、すべてをさらけ出すという訳ではないけれど) この本で、ヒロシさんは結構な範囲の“ありのまま”をさらけ出してくれているような気がしてならない。 本書の至る所に「一発屋」や「TVの世界からドロップアウト」...
エッセイってある意味、自分のありのままをさらけ出すものだと思っている。 (勿論、すべてをさらけ出すという訳ではないけれど) この本で、ヒロシさんは結構な範囲の“ありのまま”をさらけ出してくれているような気がしてならない。 本書の至る所に「一発屋」や「TVの世界からドロップアウト」といった表現が見られる。 ヒロシさんにとってはネガティヴな要素をここまで自ら触れることができるのは、それだけ今が充実していて、他人が計り知れない泥水をすするような経験を乗り越えてきた強さがあるからだと思った。 とても共感できる点が多かった。特に“デリカシーのない社会の同調圧力に屈する必要はない”という言葉にはとても勇気づけられた。 机上の空論ではなく、ヒロシさんご自身の体験から紡がれている言葉だから、説得力が違う。 優しく背中を押してくれる、そんな素敵な一冊。
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「ひとりで生きていく」 今では「ソロキャンプ」を世間に広めた人気YouTuberの面も開花。 他人に乱されずに快適に一人で生きるために大切なことを語るとある。メッセージからするに、ややポジティブ寄りな内容を連想させるが、そこまでではない。セブンズルールみたいで面白いんだけども...
「ひとりで生きていく」 今では「ソロキャンプ」を世間に広めた人気YouTuberの面も開花。 他人に乱されずに快適に一人で生きるために大切なことを語るとある。メッセージからするに、ややポジティブ寄りな内容を連想させるが、そこまでではない。セブンズルールみたいで面白いんだけども。 もちろん、ヒロシのメッセージは最終的には、素直に無理せず生きることに焦点が当たるが、そこに至った過去の経験は、ちょっと辛かったな、くらいなことなんだろう。でも、読み手としては、なかなか大変だったんだなとなる。ちょっとネガティブなイメージを世間や環境に抱く。芸能界に入ってから感じた経験に関しては、TVで脚色ありで話されてる内容だからまだしも、ヒロシ年少期の環境は、個人的には違和感を得るのだ。 年少期にそんな環境に触れていた分、人間関係に対して過度な期待を持たなくなるきっかけの1つになったかも知れない。更に、一般的には、大人になるにつれて、居心地良い人間関係を見つけたり、作ったりする機会があるはずなのだが、ヒロシの場合、大人になって入った世界は、あの特殊な芸能界。そんな歪な世界にいたら、嫌な人も寄ってくる人も感覚がずれた人も寄ってくる率は一般社会寄りは高い。そんな網をかいくぐって、友達みたいな間柄になれる人を探すのはなかなか大変かも知れないなと思う。 しかし、いるじゃないか、1人。仲良くなれそうな人を。そう、四千頭身の後藤である。空気近そうだし、年下だし、初めての友達としては、ヒロシから接近しやすいのではないだろうか。ぜひ、二人キャンプ、いや、怪人ミズキニシムラの三人キャンプを除夜の鐘の時間帯にぶつけて頂きたい。
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お笑い芸人であり、現在はYoutuberとしても活躍しているヒロシが一人で生きていくためのコツや心境などを書いた本。 人と合わせることが苦手で、結婚などしたくない、というかできる気もない自分にとってとてもためになった。 資金や仕事というよりは心構え中心。
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サラサラと読める感じで 今回も読みやすかった。 自分の心に忠実で剥き出し、素晴らしいことだと思う 一方では自分にとても厳しい それもすごいことだと思う ヒロシさんのネタが面白いのは神の恩恵かもしれない
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