ジダン監督のリーダー論 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
レアル・マドリードの精神「マドリディスモ」。日本語にすると、勝利至上主義と言われることもある。 世界屈指のプレイヤーが集まるマドリーの監督を務めるのは、非常に困難なことである。彼らは世界最高の選手であると共に、世界最高のエゴイストだからだ。 そんなチームをまとめる監督は、規律を重んじ、フィットしない選手や反発する選手はどんなスターであっても切り捨てる戦術家タイプではなく、選手一人一人を平等に重宝し、精神的なケアを重用し、チームとしてまとめあげていくメンタータイプの監督である。 世界一のエゴイスト集団をまとめるためのジズーの取り組みが詳細に描かれており、チームマネジメントの参考になった。 ※しかしながら、ジズーが上手くいったのは、彼の監督としての手腕も去ることながら、彼が現役時代素晴らしい活躍をしており、世界中のサッカー選手にとってアイドル的存在であったことも、少なからず影響しているのではないかと考える。
Posted by
レアル・マドリードがCL三連覇した黄金期におけるジダン監督のマネジメント力・コーチング…多くの秘訣が語られている。 個人として成功するには自身の才能・努力・粘り強さ・運といった要素が必要。 そして現代におけるチームとしての成功にはさらに人格者である、ミレニアム世代の扱いに長ける...
レアル・マドリードがCL三連覇した黄金期におけるジダン監督のマネジメント力・コーチング…多くの秘訣が語られている。 個人として成功するには自身の才能・努力・粘り強さ・運といった要素が必要。 そして現代におけるチームとしての成功にはさらに人格者である、ミレニアム世代の扱いに長ける…といったことが必要条件である…といったことが分かる。 コーチングや心理学的なことも学べるので ジダンファンやマドリディスタ、そうで無い人も楽しめる一冊だと感じた。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ジネディーヌ・ジダン。選手として、監督として世界最高の座を手にした史上最高のman。その功績は枚挙にいとまがないですね。この本を読んで改めてその凄さを実感しました。CL3連覇は決して偶然ではない。彼の誠実な態度がそれを必然に変えたのだと理解できます。 どっかの選手たちにも爪の垢を煎じて飲ませてやりたいほどのセリフ。 「(その600万ユーロがあれば)クラブはもう少し若くていい選手を獲れる」と言って、契約が残っていたにも関わらず、自ら放棄した。俸給を受け取るわけにはいかない。そんな誇り高さと尊厳は、ジダンがまさに父から受け継いだ価値観だった。 こちらもすべての人、特に日本の政治家達に知ってもらいたいと思いました。 「もし私が思うように物事を進められる明確な絵が見えないのであれば、無益なことを続けるより変化をもたらしたほうがいい」 最後に。ジズーあなたがNo1です。時が来たら是非またマドリーで指揮をとってください。
Posted by
LUCA Listen 相手の言うことを傾聴する understand どのような選択肢が助けになるかを知る connect 必要な能力があるひととつなげる act 問題解決、実態向上のために実際に動く ↑共感の心を育む! 組織運営に必要 王者の思考 ①モチベーション ②...
LUCA Listen 相手の言うことを傾聴する understand どのような選択肢が助けになるかを知る connect 必要な能力があるひととつなげる act 問題解決、実態向上のために実際に動く ↑共感の心を育む! 組織運営に必要 王者の思考 ①モチベーション ②信頼(絶対にできるという確信) ③気分を良くするためのルーティーンを確立する (視覚化、内省、自問自答) ④不安とストレスを和らげる(呼吸法、音楽、瞑想) 去り際の見極めがジダンは出来てた
Posted by
- 1