ワールドトリガー(21) の商品レビュー

葦原大介(著者)

2024/01/14

ヒュースは断言する

「チカは人を撃てる」

その理由を聞いたら確かにと納得した。
今まで言われるがまま「人を撃てないんだ」とずっと思ってきたけど、ヒュースの言うように、チカの大事な誰かに危険が及ぶなら、それで助かるのなら、チカはきっと人も撃てる。
撃てない理由がない。

そしてそれをうなづかせるようなチカの証言。
それは確かに怖い。皆が抱えている事だと思う。
でもきっと、幼い頃目の前で居なくなった友達の存在が、人より大きな傷になってしまっているんやね。

2023/01/16

表紙は誰だ？と思ったらまたキャラが増えた。体育会系の「弓場隊」参戦。兄貴系エースに姉貴系オペ、少年系日焼け女子に仕事人スナイパー。いいチーム感。最終戦では、そこに加えて生駒隊、二宮隊犬養に囲まれても未だ落ちないヒュースのヤバさが目立つが、チカのメテオラも改めてエグい。戦い前に吐露したチカの本音は生々しくも胸にグッとくるものがあった。でも玉狛第二でなら乗り越えられるだろう。頑張りすぎず頑張れチカ！

2022/09/05

チカが人を撃てない理由が語られた。きれいごとじゃなく、心に刺さる…そして、それを流せないのが若さなんだろな～とも思った。色んな思いを小学生の時から自分の胸にしまってるのに、ひねくれないのがすごいよ、チカ。
やっぱりヒュースすごいんだな…離脱なしに戦場で生き残ってきたのは伊達じゃないんだろうな。最終戦、うまくいってないからドキドキする…

2022/01/19

よくこういう戦略的な攻防戦描けるなぁって自分がそういうの苦手だから思っていたけど、漁夫るって言葉を使ってるのを見て、FPS好きなら朝飯前かと思い至った。

2021/11/15

弓場隊vs生駒隊vs二宮隊vs玉駒第2

千佳へのイライラが止まらなかったが、
ヒュースがすごいチームを引っ張ってる。
最後どうなるかな。

2021/05/06

千佳が人を撃てるかどうか、ヒュースに問われて動揺する千佳、改めてどうして人が撃てないのかを考える転機を迎える。一方、修と遊真はランクの最終戦に向けて情報収集に勤しむ。そして、ついに遠征部隊に入るための最終戦が始まった。
これまで、そういうものだと思っていた、千佳の人を撃てない問題。それが、ヒュースの一言で動き出し、最終戦で千佳がどう動くのかが問われることになり、読み手としても最終戦の結果＋αが気になる展開にワクワクする。そして、玉狛第二が事前の想定した戦術がハマらない可能性が高くなってきた。ランク戦のキーポイントの１つ、初期配置というのが本当に戦いを面白くさせている。最終戦だけあって出だしから玉狛第二の運命がどうなのか心配な状態だ。

2021/03/13

表紙弓場さんだし、二宮隊も王子たちもいるのに生駒さんにすべて持ってかれる（笑）なんでもかんでも了解せんといてー。あと作戦会議はやってないの！？さて、ヒュース絶体絶命な感じだけどどうなるのー

2020/04/03

毎回展開が楽しみなワートリ！
今回の主役、千佳ちゃんの葛藤が切ない…そうだよねぇ…。
果たして本当に千佳ちゃんは点が取れるのか。
そして弓場ちゃんキャラが濃すぎる（笑）

2020/02/29

弓場隊初登場。
ガンナー1位が草壁隊の里見か。アタッカーが太刀川さん、シューターが二宮、スナイパーが当真。揃ったな。
チカちゃんが周りからどう思われるかをすごく気にしているという気持ちよくわかる。特にすごい力を持ってない人でも周りの目は気にしちゃうんやからあんだけの力を持ってるチカちゃんが周りを気にするのはある意味当たり前。
固定シールドが何か分かってない。
あんだけの人数の乱戦を描ききるのほんまにすごすぎるし、理不尽な落ち方がないし、1人1人が意図を持って相手の意図を汲み取って行動しようとしてるのを描けるのすごい。

2019/12/19

ワールドトリガー(21)(ジャンプコミックス)
著作者：葦原大介
誰にたいしても一歩距離を置いている彼だからこそ客観的かつ率直に投げかける問いがあるのだと納得。
タイムライン
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