魔法使いの教科書 の商品レビュー

オーブリー・シャーマン(著者),龍和子(訳者)

2024/07/10

教科書の名にふさわしく、有名どころをあれこれ一冊で学ぶにはよかった。知っている作品の名前がちょこちょこ出てくるのもうれしい。しかし割合きちんと分量を割いて書かれている「現実の魔法使い」より、創作中の魔法使いについての記述のほうが印象に残ったのはなぜだろう。

2021/04/23

・これから呼び出す物の名前は、魔法使いが唱える言葉のなかで一番力をもつ。魔術では、名前はなにより重要だ。物の名前を知ることは、それを支配する方法を得ることを意味する。このため、自分のほんとうの名を知られないようにしている魔法使いは多く、呼び名をいくつももっていることもある。

2020/06/15

魔法使いとは何なのか、いつから存在しているのか？そんな疑問を教えてくれる、まさに「魔法使い」の教科書。タイトルの通り「魔法使いになるための」教科書ではない。

原本がどうかはわからないが、正直読みにくいなと思う人は多そう。コラム的なものや、物語や伝説からの引用がそれなりのスペースで文章の合間にページ構成無視で挟まるので、本文が頭に入ってきにくく感じた。
あとカバーを外した表紙、背表紙が良い。

2020/03/04

各国の物語に出てくる魔法使いについての真面目な研究？何が面白いのかよくわからない。いろんなことに興味を持つ人がいるのね～