神戸残影 の商品レビュー
各章にタイトルはありませんが、おおまかには以下のような括りで分類されているように見受けられます。 Ⅰ.思い出/Ⅱ.歴史/Ⅲ.災禍/Ⅳ.自然(北区)/Ⅴ.食 高校生までの日々を暮らしたかつての神戸への追憶や著者の思い出と、巻末にもある多数の参考文献にも当たった史実を交えつつ、現...
各章にタイトルはありませんが、おおまかには以下のような括りで分類されているように見受けられます。 Ⅰ.思い出/Ⅱ.歴史/Ⅲ.災禍/Ⅳ.自然(北区)/Ⅴ.食 高校生までの日々を暮らしたかつての神戸への追憶や著者の思い出と、巻末にもある多数の参考文献にも当たった史実を交えつつ、現役市長として市政にのぞむ自身の在りようにも所々で言及しています。 世代の違いなどから、これまで知らなかった神戸の一面に触れるとともに、久元氏の誠実さ、教養の深さ、是々非々でものごとに当たろうとする姿勢が印象に残りました。 あとがきにて、タイトルの由来が川本三郎氏の『東京残影』にあることを明らかにしています。
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