目を見て話せない の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
冒頭からうわ、わかるーこうだったなぁと共感。 とはいえさすがに度が過ぎてるなと思いつつ読んでました。 比較的あっさり解決して行って物足りないなと思ってたところで、最後の事件は読み応えがあってとても面白かった。
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コミュ障大学生による日常の謎解き連作短編集。この逡巡しっぱなしの感じ、わかるわ…。加越先生の出番が一話目しかないのはもったいないと思ってたので、かっこよく再登場してくれて嬉しい。面白かった!
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コミュ障の探偵!斬新! 五編収録。一編目「論理の傘は差しても濡れる」が好きかなあ。 やっぱり似鳥さんはおもしろいなあ。
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コミュ障の主人公が身の回りの事件を恐る恐る解決しながら成長する連作ミステリ。実際自分もコミュ障とまでは思わないものの、人見知りではあるので。なんだか共感しちゃうなあ。「わかるわかる!」と思う一方で「いや、そこまで卑下せんでもっ!」と突っ込んだりも。人間付き合いって難しいですよねえ...
コミュ障の主人公が身の回りの事件を恐る恐る解決しながら成長する連作ミステリ。実際自分もコミュ障とまでは思わないものの、人見知りではあるので。なんだか共感しちゃうなあ。「わかるわかる!」と思う一方で「いや、そこまで卑下せんでもっ!」と突っ込んだりも。人間付き合いって難しいですよねえ。でも自分がコミュ障だと思っている人の方が気づかいはできるのかも? とりあえず、主人公の周りの人たちはみんないいキャラだよねえ。 お気に入りは「カラオケで魔王を歌う」。一番些細と言えば些細に思える謎なのだけれど、それぞれの思惑までが推理に絡んでくるところが深いなあ。しかし加越さんの選曲はあまりに独特で素敵すぎる(笑)。 そして最終話「目を見て推理を話せない」での主人公の気づきが良いなあ。誰だって嫌われたくないってのは当たり前だけれど。そりゃそうだ、と今更ながらにして気づかされた気がしました。
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【収録作品】論理の傘は差しても濡れる/西千葉のフランス/カラオケで魔王を歌う/団扇の中に消えた人/目を見て推理を話せない
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日常の謎系ミステリの連作短編集。コミュニケーション障害の男子大学生が、身の回りに起こる謎の出来事を推理して解決していく内に、段々と友人が出来ていく物語。 著者の原点に戻ったような作品で、注釈あり、本文と無関係な事をダラダラ述べるあとがきありで、こういう遊び心が持ち味なんだなあと改...
日常の謎系ミステリの連作短編集。コミュニケーション障害の男子大学生が、身の回りに起こる謎の出来事を推理して解決していく内に、段々と友人が出来ていく物語。 著者の原点に戻ったような作品で、注釈あり、本文と無関係な事をダラダラ述べるあとがきありで、こういう遊び心が持ち味なんだなあと改めて感じた。人畜無害なミステリも無いと困るからねぇ。面白かった。
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