世界中の子どもの権利をまもる30の方法 の商品レビュー

国際子ども権利センター(編者),甲斐田万智子(編者),荒牧重人

2022/10/11

【琉大OPACリンク】
https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB29157399

2021/12/12

「誰ひとりも置き去りにしない」
こどもの権利について、わかりやすく書かれていた。子どもにも大人にも読んでもらいたい本。
わがままではなくて、自分たちの権利を正しく学び、そして、それを守る行動を取れるようにしていかないとって思った。自分の権利について考えることを通して、他の人のことも考えられるようになっていくのかなとも思った。

2021/02/25

子どもたちに正しい性についての知識を与えないことは虐待。
知識がないことが別の被害を被る原因になってしまうのだから、尤もな話です。
児童婚についても。
そんなに早く結婚させるなんてけしからん！って言うのは簡単だけど、それにもやっぱり理由があって。
まずもって、じゃあ結婚させなかったらどうなるのかというと、どこかの誰かに無理やり襲われたり連れ去られたりして、結局自由ではいられないし、ひどい目に遭ってしまう。
だから先に相手を見つけて結婚させるのだという。
もうそれは、どうにも救いがない。
でもそんな理由すら知らなかったよ。
むしろその方が救いがないし、救いが生まれない理由なのかもしれないですね。
何が正しいのか判断することはとても難しいけれど、まずは何が起こっているのか知らないことには始まらない。

2020/04/22

近年、大人の自殺は減少している一方で、子どもの自殺は増加しているそうです（本書163ページ）。
本書では、世界や日本で子どもの権利が守られていない状態が具体的に示され、子どもの権利実現に何が必要か考えさせられます。
国際理解や権利学習の入門書としても、自分に何ができるかを考える教材としても、おすすめです。（R.K.）

2020/02/09

子どもの権利条約と持続可能な開発目標 (SDGs) を関連付けて解説していて分かりやすかった。児童労働、早すぎる結婚、教育、、、、、課題は山積しているが、それぞれが別々の問題なのではなくすべてつながっている。絡み合っている。
SDGs。達成への貢献、とかじゃなくて、達成するにはどうしたらいいんだろう。