バウハウス工房の新製品 の商品レビュー

ヴァルター・グロピウス(著者),宮島久雄(訳者)

2020/09/27

バウハウス工房の新製品 (バウハウス叢書 (7))
(和書)2011年04月05日 12:23
ヴァルター・グロピウス 中央公論美術出版 1991年7月

グロピウスさんの寄せた文章は短いのですが、いつ読んでも感心させられてしまいます。

家具のデザインに興味を持ちました。プラモデルみたいに作るのではなくそこに美というか詩というかを少しもたらしたいという姿勢はル・コルビュジエと同じ方向だし、ミース・ファン・デル・ローエのいう神（神は細部に宿る）という神の存在証明のような形而上学を見ることができてその可能性の実施実験・思考実験が非常に楽しいです。