無明の闇 新装版 の商品レビュー
1巻目を読んだときは、ミステリーの最後にオカルティックなスパイスを加えているのかと思ったら、比重が逆だったみたいです 法医学という言葉に引っ張られちゃいました
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鬼籍通覧の2作目。 今回はちょっと読んでて辛い気持ちになる話やら描写が多かった……前作はミステリーっぽさがあったけど今回はとにかく心理的に辛かった。 ミチルさんの過去話が辛すぎて筧と伊月の会話にただただ癒される、本当にあのコンビ大好き。 結末は……まぁ、因果応報というか自業自得と...
鬼籍通覧の2作目。 今回はちょっと読んでて辛い気持ちになる話やら描写が多かった……前作はミステリーっぽさがあったけど今回はとにかく心理的に辛かった。 ミチルさんの過去話が辛すぎて筧と伊月の会話にただただ癒される、本当にあのコンビ大好き。 結末は……まぁ、因果応報というか自業自得というか。 本当にこういうこともあるのかもしれないよねっていう。
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覚えている箇所が、一冊毎に異なっているのが不思議。 結末は、覚えているけど、細かいところは確認しながら再読しました。 幽霊もの、最初からこの作者さんの得意分野だったのだなぁ、と改めて認識。
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本格的な法医学ものかと思ってたから拍子抜けした。残念。でも伊月くんがロッカーみたいな細さでイケメンって設定はなんか好き。
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法医学ミステリーなので勉強になる部分も多い。科学と不思議の融合は相反するもののようでそうではないのかもしれない。世の中は目に見えないものもあるんだろうな。
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今作はどうかと思いつつ読んだら、またオカルトでした。 でも、そういうものかもと頭に入れていたし、登場人物のキャラがやはり素敵で、話のテンポも良くグイグイ読めちゃうので、読了時は満足感さえあった。 次巻も楽しみ。 個人的には都築教授が好き。
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轢逃げの遺体の解剖により、ミチルの忘れられない過去が浮き上がり心揺れる。21年前のミチルが遭遇した事件と、今回の事件に共通点もあり伊月は人知れず調べようとするもミチルにばれてしまう。自分の過去に蓋をしようにも溢れ出す思いに沿いながら2つの闇が明かされていく。 法医学教室の面々が、...
轢逃げの遺体の解剖により、ミチルの忘れられない過去が浮き上がり心揺れる。21年前のミチルが遭遇した事件と、今回の事件に共通点もあり伊月は人知れず調べようとするもミチルにばれてしまう。自分の過去に蓋をしようにも溢れ出す思いに沿いながら2つの闇が明かされていく。 法医学教室の面々が、それぞれ味があり良い。
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法医学で真実に迫るという全体の流れの中に放り込まれたホラーの要素のバランスが重くなり過ぎず私には丁度良い。ミチルの過去にも関わる話でもあり、子供の死がメインだったので相応に重たくはあったが、幕間に入る食事時のキャラクターの会話の軽妙さがあまり重さを感じさせず、読み易いと思う。作者さんの他の作品も読み慣れているからか、物語の中で生きるキャラクターの様子がアリアリと想像できて、少しだけ現実から離れて気分転換したいときにはちょうど良い。
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※このレビューにはネタバレを含みます
オカルトチックで不可解な事件を法医学者が真相を明らかにしていくミステリ……と思ってたら、違ってました。勝手にリアル路線を期待しちゃってすみませんでした。 前作も本作も、幽霊ありきの世界観だったのですね。謎めいた事件のシチュエーションは魅力的ではあるのですが、幽霊が絡んでるとなるとその真相は「なんでもあり」になっちゃう気がして、リアルなミステリだと思ってると読むモチベーションが低下しちゃいます。 本作ではミチルの過去に直接関係のある事件が絡んでくるので、とてもとても興味深く読み進めていたのですが、まさか本当に幽霊が登場するとは思ってもみなかったのでビックリ。そして、現実的な真相を期待していた前作の結末も本当に幽霊が絡んでたんだと思ってガックリ。 このシリーズはリアルな法医学の監察シーンとキャラのやり取りを楽しむのが正しいのかなと思いつつ、それに気づいたのが終盤だったので、直前に感じたガックリ感を引きずったままの読了となってしまいました……
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3時間で読了。 本屋でタイトルと表紙に一目惚れして、シリーズの最初から大人買いをしようとしたところ、この巻からしかなく、大丈夫だろうとあたりをつけて読み始めて、そこそこ大丈夫でした。 専門的な検死の現場を現場の目線で描かれている、という点は何よりも作者の強みが出ていると思...
3時間で読了。 本屋でタイトルと表紙に一目惚れして、シリーズの最初から大人買いをしようとしたところ、この巻からしかなく、大丈夫だろうとあたりをつけて読み始めて、そこそこ大丈夫でした。 専門的な検死の現場を現場の目線で描かれている、という点は何よりも作者の強みが出ていると思います。 また、都築教授のキャラクターが魅力的でした。 それらの魅力に対比して、全体的な文章力の部分に残念さが。特に、章が変わる時、「……。」と繋がれるのが毎回なので、読んでいて、眉間に段々皺が寄っていきました。 意図があると思うのですが、うるさいと感じてしまったのは確かです。 この物語は中盤以降がキモだと思います。そこからは物語の進み方に興味を惹かれて、文章等々が気にならなくなりました。けれど、そこがメインなら最初の2体の死体のフリがなんだか遠いかなぁ……と感じました。絡め切れてない感がもったいない。あと、章のタイトルはもう少し突っ込んでつけてみては如何かと。 とても古い本ですが、検死についての随筆で『法医学教室の午後』が大好きで、そのイメージで購入しました。検死がそのまま人の死を通して「生きて来た人」の物語に触れる……死からはじまる謎解きを書ける知識をお持ちである作者さまなので、これから先の作品をさらに楽しみにしております! 『法医学教室の午後』はドキュメンタリ
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