自分が欲しいものだけ創る! の商品レビュー
事業開発のスタートが自分の内発的動機からというプロセスを紹介されている。世間でよく言われていることとは違うと。 ただ、フレームワークみたいな一般論でもアンケート・インタビューでN=1の発見をするわけだし、著者も事業性やスケール、ポジショニングなど思考している。個人的には一般論と著...
事業開発のスタートが自分の内発的動機からというプロセスを紹介されている。世間でよく言われていることとは違うと。 ただ、フレームワークみたいな一般論でもアンケート・インタビューでN=1の発見をするわけだし、著者も事業性やスケール、ポジショニングなど思考している。個人的には一般論と著者はステップが違うだけで、集めるピースは同じ印象。むしろ、センスに頼った感じがするので再現性が疑問。
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スープストックなどを運営するスマイルズ野崎さんの著作 情報発信すると、情報が集まる 自分、友人、家族、自分に近い特定の個人の好き嫌いを分解 ブランドは人である
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
色んなマーケティング本を読んだけど、最も納得感があった1冊でした。 ・知らない1000人の誰かを理解することより、自分自身や近しい誰かを知ることの方が圧倒的に容易いはず。 →間違いないですね。 ・僕らが大切にしているのは、目の前に見える誰かに対して、自分らしいやり方で、その方の〝体温〟があがる価値を提供することなんです。 →言葉選びが秀逸。 ・大きなインパクトを持ちうるものを作ってしまうのは、それがマーケティング的発想からではなく、思いつきから始まっている →思いつきが問題解決のきっかけになること多いかも。 ・「自分たちがやってみたい仕掛け」ではなく、具体的な誰かの「生活がこうなっているといいな」という発意からスタートすることが、あくまでも大前提というわけです。 →あるある。 ・「なんとなく好きだから」という結びつきは、裏を返せば嫌いになる理由も生まれにくい。期待値が不明確であればこそ、離れる理由にもならないということですね。 →ブランドの目指す形。
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マーケティングが発展した現在において、「N=1」(個人の視点)に基づくサービス・製品づくりの観点が重要であるというもの。スープストックトーキョーや文喫、ジラフといった事業の成り立ちも踏まえて解説されており、読み物としてとても面白い。筆者自身のセンスの良さありき、とも思われたが、思...
マーケティングが発展した現在において、「N=1」(個人の視点)に基づくサービス・製品づくりの観点が重要であるというもの。スープストックトーキョーや文喫、ジラフといった事業の成り立ちも踏まえて解説されており、読み物としてとても面白い。筆者自身のセンスの良さありき、とも思われたが、思わずワクワクしてしまう1冊だった。
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ファンベース、熱狂顧客マーケティングと共通する部分が多い。 消費者調査をとっても新しいアイデアは生まれない。 自分や身近な人の困り事から課題設定し、その閃きを確認するために消費者調査を使うということなのかなと思う。
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何気なく割と愛用していたところが、まさか同じ会社だったとは。 そこから興味を持った会社。 n=1で考えるというのは、わたしにとっては本当にわかりやすいし、わくわくする。 やってみたいなーと思った。 今年は感度を高めたいと思っててから、これからの道はやっぱりこれで良かったんだなとい...
何気なく割と愛用していたところが、まさか同じ会社だったとは。 そこから興味を持った会社。 n=1で考えるというのは、わたしにとっては本当にわかりやすいし、わくわくする。 やってみたいなーと思った。 今年は感度を高めたいと思っててから、これからの道はやっぱりこれで良かったんだなという確認にもなった。
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面白かった‼️ 最初は、うちの会社ではあまり生きてこないなぁとか思って読んでいたけど、4章くらいから俄然、面白くなった。 これ、本当にどんなビジネスにも当てはまるし、自分の人間関係(プライベートも仕事も)にも、この考え方は取り入れる事が出来るような気がする。 お客さんとどんな...
面白かった‼️ 最初は、うちの会社ではあまり生きてこないなぁとか思って読んでいたけど、4章くらいから俄然、面白くなった。 これ、本当にどんなビジネスにも当てはまるし、自分の人間関係(プライベートも仕事も)にも、この考え方は取り入れる事が出来るような気がする。 お客さんとどんな関係を築いて行くか、は前職でも今の職場でも、私がとても気にしていた事。けど、なかなか分かってもらえなーい。 販売だと、物を売るスキルを上げる事ばかり考えるし、今は古くからの付き合いがあるから今更…みたいな。 そうじゃないと思っていたの。 新しく物を創ってビジネスを起こす、というだけでは無く、今の仕事の中や取引先との関係性を考え直す事で、新たな何かが生まれる事もあるように思った。 自分の世界にどんな風に応用出来るか…もう一回読み直してみよう。 今度東京に行ったら、スープストックトーキョーに食べに行こうかな。 新宿で見たけど、通り過ぎてしまった。 文喫も行ってみたい。 どんな仕事をしてる人にもおすすめです‼️
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野崎さんのようなタイプの方とは働いたことがないので、こうした業界の方の考え方の一端を知ることができるのは興味深かった。また、成功例として描かれているスープストックや文喫の空気感は、ゆるぎないコンセプトとユーザー側の考えられた余白に基づいたものだったのだと納得。非クリエイティブな自...
野崎さんのようなタイプの方とは働いたことがないので、こうした業界の方の考え方の一端を知ることができるのは興味深かった。また、成功例として描かれているスープストックや文喫の空気感は、ゆるぎないコンセプトとユーザー側の考えられた余白に基づいたものだったのだと納得。非クリエイティブな自分だが、日常にもっと感度をあげるスイッチと妄想力を大事にしようと感じさせられた一冊だった。
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スープストックトーキョー、100本のスプーン、giraffeなどを運営するスマイルズ社のクリエイティブディレクターである野崎さんの書籍。定量的(論理的)でNが多数(統計的)であるマーケティングによりビジネスの検討をするよりも、定性的(感性的、情緒的、直感的)でN=1(具体的であり...
スープストックトーキョー、100本のスプーン、giraffeなどを運営するスマイルズ社のクリエイティブディレクターである野崎さんの書籍。定量的(論理的)でNが多数(統計的)であるマーケティングによりビジネスの検討をするよりも、定性的(感性的、情緒的、直感的)でN=1(具体的であり、それは自分や自分に近しい人でもある)であるクリエイティブにより、具象的なシーンを妄想、ビジネスを検討していくことが重要であると主張している。N=1を検討する際は、外的要因よりも内的発意を意識し、これがいい(それは生活者としての自分や自分に近しい人にとって)とか具象的なイメージを形成したのちに、理由や論理的コンセプト(マーケティング結果)により補足していくアプローチが求められる。それにより、ぶれない顧客像を確立でき、また自ら立案した問題意識、課題設定によって遂行完了しきれるといった好循環も見込める。 「世の中の体温を上げていく」といったスマイルズのビジョンを実現していくためにも、N=1の考えを持って、自ら主体的に、自分事としてビジネスに向き合って行くことの重要性を改めて認識できる。
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