上機嫌な言葉366日 の商品レビュー
折に触れて思いついたページを開いたりしていましたが、今回初めから最後まで通読しました。 やはり時代の雰囲気は感じるものの、田辺聖子さんの各文章は優しく朗らかでちょっと沁みる。 読んでいて心があったかくなります。
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女性のための人生の教科書 と思えるほど、共感と学びに溢れた本だった。 ただ私はまだまだ若造、、、 年齢を重ねるにつれて、 「そうだよね」って思えることが増えたらいいなと思うし、 人生で困った時にはこの本が支えてくれるんじゃないかなと期待もしている。 大切にしようと思う。
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心の凝りをほぐしてくれる一冊。 人は何のために生きるか? 「私は人生を楽しむために生きるのだ。」 「お金より好きなものを持ってる人って、現代では最高のロマンチスト」
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30代の頃、不器用な自分と主人公を重ねて、田辺さんの恋愛小説を読みまくっていた。 まさに恋愛名言集。 懐かしい。
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とにかく、お聖さんの言葉には、 深い愛情と、説得力がある。 長く厳しい道もあたたかな笑顔で乗り越えて きたような。 八月十二日の 「タダやさしいばかりだと、怒ることを知らない無能凡庸の お人好しにすぎないが、夕美子のやさしさは、いろんなことを知って その上で結論が出たやさしさ...
とにかく、お聖さんの言葉には、 深い愛情と、説得力がある。 長く厳しい道もあたたかな笑顔で乗り越えて きたような。 八月十二日の 「タダやさしいばかりだと、怒ることを知らない無能凡庸の お人好しにすぎないが、夕美子のやさしさは、いろんなことを知って その上で結論が出たやさしさである気がする。 舟子は、夕美子の気持ちの思いやりに豊かな想像力と、強かな批判力を 感じるのである。 そういうものをいっぱい、かくし持って、それをいっぺん漉して、 ナマぐさみを抜いてから出てきたやさしみである気がする」 これが、お聖さんのアフォリズムの素晴らしさだ! と、膝をたたく思い。
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若干 「女は〇〇」 「男は〇〇」といった 今の時代 ? って思うような表現もあったけど 共感できる言葉はたくさんありました いちばん 心に残ったものは だましだまし というのは 詐欺や騙りの言葉ではなく 希望を含んだ言いまわし これは 納得
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一年366日、一日一名言がまとめられている本。 手帳のように、傍らに置いて、思い立った時にその日の言葉を読んでみるという読み方もいいと思う。 その言葉にハッとさせられて、滞っていたものが流れるきっかけになるかもしれないし、さりげない言葉に励まされるかもしれない。
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こういう系の言葉集みたいなの、おせいさんのが一番しっくりくる。抜き書きじゃなくて作品そのものを読みたくなるので読みたい本が増えます。 恋愛観も女性観も…恋愛至上主義っぽく見えても、愛されやモテテクとは対極だし女の子も仕事はして欲しい、みたいなところが好き。 不倫はいただけないので...
こういう系の言葉集みたいなの、おせいさんのが一番しっくりくる。抜き書きじゃなくて作品そのものを読みたくなるので読みたい本が増えます。 恋愛観も女性観も…恋愛至上主義っぽく見えても、愛されやモテテクとは対極だし女の子も仕事はして欲しい、みたいなところが好き。 不倫はいただけないのでしないけど、内心憧れている女性が「雪の降るまで」の以和子なのがよくわかりました。不倫以外はこう生きたいですね。。。
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芥川賞作家の田辺聖子さんのエッセイ。 何度も読み返したくなる本。 機嫌のいい人でありたい。 ユーミンも”機嫌の良い女がイイ女”が、座右の銘の1つ、と言ってるけど、すごく共感。
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血肉になっていない言葉を 教えることは恥ずかしい 本に書いてあることをそのまま 語ることの恥ずかしさについて たしかにそうだなぁ、 こんな本に書いてあったんだけどさ、、 って本を読んだだけで、 知ったつもりになってるのはたしかに、、
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