フィンテックエンジニア養成読本 の商品レビュー
技術的な面には深く触れず、非エンジニアにも分かりやすい書きぶりで、フィンテックに関する知識全般(クラウド、チャットボット、銀行API、e-KYC、AI、ブロックチェーン、RegTec)を俯瞰することが出来た。 既存金融業界の視点や、導入済みテクノロジーについて書かれている章も多く...
技術的な面には深く触れず、非エンジニアにも分かりやすい書きぶりで、フィンテックに関する知識全般(クラウド、チャットボット、銀行API、e-KYC、AI、ブロックチェーン、RegTec)を俯瞰することが出来た。 既存金融業界の視点や、導入済みテクノロジーについて書かれている章も多く、実感を持てた。 基本的にはオープン化によりフィンテックベンチャーとの協業が推奨されていて、金融機関自身の変革については触れられなかった。 P78 図1.11「企業がAIを活用して競争力をつけるための段階」は納得感があり、レベル2→4への引き上げが高難易度と感じた。 【メモ】 ○フィンテック台頭に対して、既存金融機関はどうすべきか? ○どのようにフィンテックをビジネスに取り込むか? ・フィンテックスタートアップの取り込みや提携によるリバンドル、オープンイノベーション、オープンAPI ・信託業ー情報銀行ーブロックチェーン 個人情報を扱うにあたり、サイバーセキュリティ対策が必要 ・金融庁:FinTech実証実験ハブ、FinTechサポートデスク ・経済産業省:新技術実証制度(サンドボックス)、グレーゾーン解消制度、新事業特例制度 ・RegTechを味方につけることによる金融デジタル改革 2018年 犯収法改正 e-KYCの活用 ・チャットボット:LINE Messaging API < Azure Bot Service < OnA Maker Q&Aサイトや辞書データをもとにデータベース構築 ・ブロックチェーン活用(貿易金融 Corda) ○フィンテックに関して学んでおくべきことは? ・フィンテックエンジニアとして学ぶべき知識 「金融の進化」「新技術」「オープン化」「規制」 ・データサイエンティストに必要なスキル ビジネス力、データサイエンス、データエンジニアリング、システムエンジニアリング ・クラウド認定資格 ・FLOCブロックチェーン大学校
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